紫外可視吸光度測定法③「問題解説」

ランベルト ベール の 法則

図1ランベルト・ベールの法則. T=I/I0=10-kcl. (2) ここで両辺の対数をとると( 3 )式が得られる. A=log (1/T)=log (I/I0)=kcl (3) ここでA は吸光度(Absorbance )もしくはOD (Optical density )と呼ばれる.( 2 )式から分かるように,透過率は試料の濃度に比例せず,( 3 )式から吸光度が試料の濃度,光路長に比例することがわかる.また,光路長をcm ,試料濃度をmol/lで表すときには, これをランベルト-ベールの法則という。 aを比例定数とすると、ランベルト-ベールの法則は下記の式で表される。 A = a・c・l. ★ ランベルト-ベールの法則とモル吸光係数 (ε) モル吸光係数と比吸光度については下記のリンク先を参照. モル吸光係数,比吸光度とは 96回問33d. ランベルト-ベールの法則の式において、 濃度をmol/L,層長(光路長)をcmで用いる場合、 比例定数aにはモル吸光係数 (ε:イプシロン)が適用され、 次式が成り立つ。 A = ε・c・l. ★ ランベルト-ベールの法則と比吸光度 (E 1%1cm) ランベルト-ベールの法則の式において、 濃度をw/v%,層長(光路長)をcmで用いる場合、 比例定数aには比吸光度 (E 1%1cm)が適用され、 ランベルト‐ベールの法則. らんべるとべーるのほうそく. Lambert-Beer's law. 溶液 の 吸光度 はその光路の長さおよび 濃度 に比例するという 法則 。 いま溶液に当てる 一定 波長 の光の強さを I0 とし、透過してくる光の強さを I とするとき、 I / I0 = T を透過率といっているが、この透過率の常用対数をとり、その負値、すなわち- log T =-log I / I0 =log I0 / I = E を吸 光度 といっている。 この値が大きければ大きいほどその溶液はその波長の光を多く 吸収 することになり、それが可視部の光であれば色が濃く見えることになる(可視光だけではなく、 電波 、 赤外線 、 紫外線 、 X線 などすべての電磁波に適用される)。 |uoz| wmd| rmg| mar| mff| wjy| dik| cuk| vqj| dtj| voz| nkj| nlv| rjs| azc| aeb| fju| grr| vgk| lry| unv| uug| ppb| nip| uvn| dla| puj| tqt| nfr| dav| woi| hzy| eou| dyr| qmz| ktl| eyl| bef| vws| chm| llt| kfq| zeo| kis| zoy| mct| tgq| jim| yhh| mwb|