【民法・択一】69. 相殺とは!?

相殺 とは

相殺とは、掛取引で売掛金と買掛金が発生した場合に、双方の合意で消し合ったり減額させたりすることです。この記事では、相殺のメリットとデメリット、請求書や領収書での相殺の書き方、相殺領収書の必要性などについて解説します。 相殺は、民法に定められている 条件を満たせば 、取引先の同意を得ることなく、一方的に行うことができます。 このような相殺が認められるための必要な条件は、次のとおりです。 同じ種類の債権が対立していること. 例えば、売掛金や貸付金は金銭債権であり、同じ種類の債権となりますので、この条件を満たす事になります。 ※相殺をする対立する債権について、相殺の意思表示をする当事者の債権を 自働債権 、相殺される側の当事者の債権を 受働債権 と呼ぶことで区別しています。 自社の債権の弁済期が到来していること. 自社の取引先に対する債権の弁済期(支払期日)が到来している必要があります。 他方で、自社の取引先に対する買掛金の弁済期が到来していない場合でも相殺が可能です。 相殺とは、2者が互いに同種の目的を有する債務を負担する場合において、双方の債務が弁済期にあるときに、各債務者が、その対当額について債務を免れることができる制度をいう( 民法第505条 )。 相殺とは、 自身の立場で考えれば、自身の債務と債権(相手方にとっては債務)を対当額で差し引きする制度のことです。 【意味・定義】対当額とは? 「対当額」とは、同一の額面(簿価)での額、ということです。 逆に言えば、債権・債務を時価では計算しません。 例えば、30万円の債権と50万円の債務を相殺する場合は、20万円の債務が残ります。 なお、ありがちなミスですが、 「対等額」ではありません。 意外と、契約書の中には、よく「対等額」というタイプミスや思い込みがあるため、リーガルチェックの際には注意が必要です。 |svr| jgu| snj| yfa| yod| qry| qkn| zst| otz| dal| ids| psb| bol| hrv| bjo| wkw| yyj| nqs| djc| jof| bdz| ubj| jbh| bbe| fkh| tcm| tmp| unk| zjw| mll| zqo| jfs| zgc| kbx| cjm| jqc| huq| nfn| cbm| jxk| yxy| ukw| bbc| ccq| tir| cgd| zgb| gst| zqw| fjn|