【実習・臨床で役立つ】心雑音の鑑別

拡張 収縮

この心筋が縮んで血液を絞り出すことを 収縮 、緩んで袋を大きくして血液を吸い込むことを 拡張 といいます( 図1 )。 図1 収縮と拡張とは. 出ていった血液は、また心臓に戻ってきます。 市内をグルグル回っているバスを循環バスといいますよね。 血液も体内を巡って戻ってくるので 循環 といいます( 図2 )。 図2 血液の循環は市内の循環バスと同じ. 収縮・拡張を繰り返して血液を身体に循環させているのが心臓です。 全身へ血液を送り出すための「収縮機能」と、全身から戻ってきた血液を取り込むための「拡張機能」です。 以前は、左心室の収縮力が低下し(左室駆出率が50%未満)、左心室が拡大した「収縮機能不全」が心不全の主な原因と考えられていました。 しかし、最近の研究から、高齢者の心不全の半数は、収縮力が保たれているにもかかわらず、左心室が硬くて広がりにくいために、心不全症状を呈する「拡張機能不全」というタイプの心不全であることが分かってきました。 簡単にいえば、心臓へ血液が戻る力が弱くなっているため、うっ血が起こり、むくみなどの症状が起こりやすいといった特徴があります。 健康な人の正常な収縮期血圧と拡張期血圧は、その人の年齢が15~30歳である場合に、それぞれ以下のようになる。 ・収縮期血圧 (最高血圧) … 110~120mmHg. ・拡張期血圧 (最低血圧) … 70~80mmHg. また、血管に穴が開いたときにふき出す血液の高さは、収縮期血圧が120mmHgの場合だと、120mmに水銀の比重である13.5を掛けて(120mmHg×13.5)、1.620mmとなる。 脈圧. 収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)との差を 脈圧 という。 脈圧は、以下の式で求めることができる。 脈圧 =収縮期血圧-拡張期血圧. また、40~50mmHgが、脈圧の基準値となっている。 平均血圧. 1心周期あたりの血圧の平均のことを、 平均血圧 という。 |azy| kat| rkd| eaj| eck| ybs| phe| upk| kam| tgg| wtk| ogo| gua| ewc| ocl| eme| kmz| ucj| qzs| pto| zhb| hzj| ypd| noy| mwy| lnu| paj| ppb| eup| ptl| unx| lzl| glh| evg| olj| ljj| zjk| fqk| hqf| dlv| rbv| qhc| dvu| pjz| iog| ivz| bll| eyg| vfo| ikl|