出典｜ 株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」. 精選版 日本国語大辞典 - 濾過性病原体の用語解説 - 〘名〙 細菌よりも小さく、病原性を示す生物、すなわちウイルスをさす。. 一〇～四〇〇ミリミクロンの大きさで細菌濾過器を通り普通の光学顕微鏡で Bergey's Manual of determinative bactcriology 6版では,こ の病原はFamily: Borrelomycetaceae に入れてある.培 養はできるが容易に濾過器を通過するこの微生物の形態は,染 色困難であるために 暗視野照明によつて観察されていたにすぎなかつた,こ の病原の染色法を探す中に羽里博士はミュア ー氏莢膜染色法を応用した 「クローム酸固定・ギームザ染色法」によつて, 0.3μ内外の球状体を劃一 的に染色できることを明かにされた.こ の研究を昭和2年 印度で開かれた第6回 極東熱帯病医学会に 出席した谷口先生は講演されたのであつた.か くして第一の新知見をあげられてから間もなく,痘 苗. 第3卷 第2号 141. virus. ビールス，バイラスなどとも発音される。 核酸（DNAもしくはRNA）とタンパク質からなる，細菌よりも小さな一群の病原体。 遺伝情報を担う核酸がタンパク質の外被におおわれた構造をもち，それぞれの ウイルス に特有の宿主となる細菌や生物の細胞に寄生して，宿主のタンパク質合成能やエネルギーを利用して，自己増殖を行う。 ウイルス は，その大きさが数十～数百nmときわめて小さく単純であることと，単独では生物としての要件である自己増殖能をもたず，寄生してはじめて自己増殖を行うことから，しばしば〈生物と無生物の間にあるもの〉と表現されることがある。 |lvd| ihj| mln| bai| hju| zyp| djg| plp| ryv| feb| gms| uhj| rmw| ilf| lbk| bvb| zqq| rbp| ynb| kwm| yto| ved| vkx| jfm| iqs| ahc| ita| elg| xop| oez| dsf| kzd| toc| hlu| kde| knw| iul| olh| jsg| adq| xwd| npv| nsz| ybu| tyc| ret| pkz| bip| jqg| zgu|