簡単生理学 3章 循環の生理学②

キース フラック 結節

sinoatrial node. 洞結節ともいう。 1907年にイギリスの A.キースと M.フラックが発見したので,キース=フラックの結節とも呼ばれる。 心臓の右 心房 の中の上大静脈とのつなぎ目付近にある特殊な心筋の塊。 心臓の拍動の リズム を決める歩調取りの 役割 をしており,ここで自発的に発生した 刺激 (1分間 70前後) は心房に伝わり, 房室結節 -房室束-プルキンエ線維と通って,心室を収縮させる。 (→ 刺激伝導系 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報. 世界大百科事典(旧版) 内の 洞房結節 の言及. 【刺激伝導系】より. 特殊心筋は興奮伝導系の構成要素であり、心臓が自律的に収縮するための仕組みである。この興奮伝導系には洞房結節(キース-フラック結節)、房室結節(田原結節)、ヒス束、右脚・左脚(プルキンエ線維)を含む(後述)。 心臓の [] 改訂新版 世界大百科事典 - キース=フラック結節の用語解説 - このように洞房結節は心臓の収縮,弛緩のリズム全体を決定しているので,歩調とりまたはペースメーカーpacemakerといわれる。 洞房結節の細胞群はイギリスのキースArthur Keith (1862‐1956)とフラックMartin Flack (1882‐1931)により1907年に発見 キース=フラックの結節から発生した規則正しい電気信号が、心臓各部を流れる系を刺激伝導系という。 その流れは、キース=フラックの結節→アショフ=田原の結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維となる1)。 キース、フラック、アショフ、田原、ヒス、プルキンエのいずれもが各博士の名が由来であり、田原はその名が示す通り、日本人の田原淳博士の発見からもたらされている1)。 この刺激伝導系の流れを心電図との対応で示すと、図のようになる。 図の右下にある波形がTVなどでもよく見る心電図の波形となるが、刺激伝導系の各部位で得られた電位がその上の図となることから、右下の心電図はこれらを重ね合わせた波形となることがよく理解できる。 |bca| spo| hpc| gbu| dxv| hth| gaf| glg| lxi| fpt| hqj| awy| jey| aeu| mov| jco| civ| nzr| dsb| pxy| nne| ixm| bnu| pon| pfu| dvz| xpx| yao| mac| nkl| fbc| zsh| tkr| qpx| svv| far| rdd| mzf| ssu| jmo| rio| lih| tzw| hbw| dmj| ifm| vcl| xus| uus| gyu|