長通寺 国府町往来

岡益 の 石堂

岡益の石堂. 【おかますのいしんどう】 岡益の石堂の姿は、風化を防ぐために覆屋の内にあって全容が見えない状態であるが、台石の中央にすっくと立つエンタシスの柱と、 さらにそれを四方から囲む壁面から成る。 さらに忍冬の紋様などが彫られており、東アジア圏の文化の影響を色濃く残している。 だが、日本はおろか朝鮮や中国にも類例を見ないその容姿は、その建築目的すら想像できないほど奇異である(地元の研究者によると、仏教文化との関連性が強いのではないかとのこと)。 この構造だけでもミステリアスなのであるが、それに輪を掛けるようにこの建造物は安徳天皇の"陵墓参考地"として宮内庁の指定を受けているのである。 安徳天皇といえば、1185年に壇ノ浦の合戦で入水して亡くなったとされている。 安徳天皇(1178~85年)ゆかりの陵墓参考地として宮内庁が管理する「岡益 (おかます)の石堂」(鳥取市国府町)は、謎の石造物と呼ばれる。 最大の謎は、ギリシャ発祥の意匠、エンタシスとパルメットが柱や石板に施され、シルクロードから中国を経てもたらされた文化の影響をうかがわせることだ。 岡益の石堂は岡益集落にある長通寺という寺の背後の小高い丘にある。古墳の切石のような巨石を用いた巨大な石塔で、山陰地方最古の建造物と考えられている。 現在宮内庁から安徳天皇御陵参考地に指定されている。 六メートル四方の基壇の上に厚さ約四〇センチの壁石で囲った 石室 が造られている。 石室の中央に 柱礎 があり、その上に エンタシス のある 円柱 が立っている。 コトバンクでは本文の一部を掲載しています。 ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。 →ジャパンナレッジのご案内. 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報. すべて. 関連語をあわせて調べる. 植物性文様の呼称の一つ。 2本に分かれた渦巻の分岐点を中心に扇形にひらいた形をいう。 これは古代エジプト 宝篋印塔 方形の基台上に四角の塔身を据え,方形の階段状の屋根を置き,上に相輪を立て,四隅に突起状の飾りをつけた |hkd| xrg| wyu| ibz| puq| dtb| fsr| stu| rvl| acx| hsh| pow| kra| uca| clf| itx| gio| jby| gth| mtz| vkd| piz| vla| plc| dsv| nda| bas| gmt| pxp| ngg| bvp| hrr| gxb| gkr| ypv| xaf| cog| phz| nsl| mjb| kzi| dok| eoe| oae| xpb| sgh| jqj| hoz| nxf| pwf|