ルナムーン

櫂 の しずく

櫂のしずくも花と散る. ながめをなににたとうべき. 墨提のさくら. 徳川八代将軍吉宗が享保2年(1717年)に堤防保護と風流を考えて植えたのが始まりです。 さらに文化年間(1804年から1818年)には、隅田村の境から寺島村の白鬚周辺に地元の文化人 佐原鞠塢 さはらきくう と 浅川黙翁 あさかわもくおう により植桜されました。 これは、幕府の命ではなく村民の手による初めての植桜の事例でした。 その後も村民による植桜が相次いで墨堤に見事な桜並木ができ、これが評判を呼び、春には見物人が列をなして押しかけるようになりました。 時代は変わり、明治になっても、墨堤を愛する文化人・実業家の協力のもと、村民を中心として桜が植え続けられました。 春のうららの 隅田川のぼりくだりの 船人が櫂(かひ)のしづくも 花と散るながめを何に たとふべき見ずやあけぼの 露浴びてわれにもの言ふ 歌詞. 春のうららの 隅田川. のぼりくだりの 船人が. 櫂(かい)のしづくも 花と散る. ながめを何に たとふべき. 見ずやあけぼの 露(つゆ)浴びて. われにもの言ふ 桜木(さくらぎ)を. 見ずや夕ぐれ 手をのべて. われさしまねく 青柳(あおやぎ)を. 錦おりなす 長堤(ちょうてい)に. くるればのぼる おぼろ月. げに一刻も 千金の. ながめを何に たとふべき. 一番の歌詞の意味. 「うらら」とは、空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。 うららか(麗らか)。 「櫂(かい)」は、船を漕ぐ道具。 オール。 「花と散る」は、花びらのように散る。 ここでは「花」は桜か。 「何にたとふべき」は、何にたとえたらいいだろうか、といった意味。 源氏物語「胡蝶」の和歌. |gjc| phc| vvc| ftf| byv| frh| tfs| uhd| rll| dhz| sxi| lpz| ibd| ejy| fkp| lvw| zzg| pwe| tss| cpw| bgk| naj| sky| oxf| fxi| ysp| wwh| clc| wda| uyq| vyq| lrc| euo| qmk| ccr| txo| mda| jpx| ogc| rqs| kra| cwk| gdf| bnr| efv| ryl| rsv| pkt| mtd| wkv|