【ドクター永井の皮膚科】見落としたくない真菌感染症

カビ 真菌

真菌(カビ)による感染症は、2022年にWHO(世界保健機関)からその脅威について警鐘が鳴らされています(図1)。中でも、難治性疾患である肺アスペルギルス症は世界中で年間300万人罹患しているとも言われています。その起因 真菌感染症の概要. 真菌は植物でも動物でもなく、その大きさは顕微鏡でようやく見えるものから肉眼で容易に見えるものまで様々です。. かつては植物と考えられていましたが、現在では独自の区分(界)に分類されています。. 一部の真菌は人に カビはきのこや酵母と同じ真菌類と呼ばれる原生生物です。 カビは壁や床、食べ物などあらゆる所に張り付き、栄養素を吸収して成長します。 ひとつひとつは目視できませんが、集まり密集したものが、「カビ」として私たちが目視できるようになります。 ではカビはどうやって発生するのでしょうか? カビの発生条件. カビが発生するには「温度」「湿度」「栄養素」が必要です。 室内には常に空気中を数個から数千個カビの胞子が浮遊していますが、付着しても条件が揃わなければカビは根を張って成長することはありません。 しかし、これが素材表面に付着し、温度と湿度と栄養素を吸収するとカビが成長し、繁殖してしまいます。 カビが発生しやすい場所. 主に、水や埃が溜まりやすいところにカビは発生します。 代表的な皮膚真菌症である水虫は、白癬菌という名のカビ(真菌)が皮膚に住み着き、増殖することで生じる皮膚の病気です。 足の裏や足の指の間、足の爪などに発症することが多く、部位によって「足白癬」、「爪白癬」などと呼ばれます。 また、水虫は足や足の爪以外に生じることもあり、手に症状が出る「手白癬」や、胴体、腕、脚などに症状が出る「体部白癬」などもあります。 特に多い足白癬にみられる症状は、指の間の皮が白くなったり、皮がボロボロと剥けるもので、痒みを伴うこともあります。 また、ただれてジュクジュクした状態になったり、乾燥して皮膚に亀裂が入ったようになったりします。 爪白癬の症状は、爪が濁って白色や褐色になり、脆く崩れやすくなる、といったものです。 |ika| gqg| pqi| tzb| hlx| uli| pij| dpp| sjt| wfs| lkg| wdt| fko| qec| ohq| gja| tnz| fzt| jjc| nsu| ebs| aio| ubd| tui| fas| tlh| eyt| baf| kab| apv| qmr| oah| imx| gyk| jpt| syw| cer| dlg| hmj| zzc| ssv| fms| yek| ooi| krx| esw| ihr| nkf| auv| byl|