心臓がぎゅっと縮んで、大動脈に血液を送り出すときの数値を指し、収縮期血圧とも呼ばれます。 一方、最低血圧とは、 最も低い血圧のことです。 これを収縮期血圧（systolic blood pressure: SBP）といいます。 もし大動脈に弾力性がなければ、圧力を逃がすことなくそのまま受けることになり、血圧が上がります。 最低血圧とは、次に送り出す血液をためこむために心臓が拡張しているときの値で、拡張期血圧（diastolic blood pressure: DBP）ともいいます。 収縮期血圧と拡張期血圧の差は脈圧といい、動脈硬化の指標の1つになっています。 脈圧が大きいほど動脈硬化が進行している可能性が高く、心筋梗塞や脳卒中を起こしやすいといえます。 血圧に使われる単位は「mmHg（ミリメートル・エイチジー）」。 それを 降圧目標 といいますが、その値が、2019年から収縮期血圧（上の血圧） 130mmHg未満、かつ、拡張期血圧（下の血圧）80未満 に変わりました。 従来は140未満かつ90未満でしたが、どちらも10ずつ厳しくなったのです。 130未満かつ80未満まで下げれば、高血圧が原因で起こる 脳卒中 や 心筋梗塞 は、より確実に防げると考えられます。 なお、これらは75歳未満の場合です。 収縮期血圧は、高血圧の診断の際に使われる検査値の一つです。 高血圧になると、ほかの病気を招くリスクが高まるため、収縮期血圧を把握して正常に保つことが大切です。 すでに収縮期血圧が高めと言われた方は、減塩を意識するなど、対策をとりましょう。 今回の記事では、収縮期血圧が高くなる要因と健康との関係、血圧を下げるための生活習慣のポイントを解説します。 目次. 1.収縮期血圧とは？ 2.収縮期血圧が高くなる要因. 3.収縮期血圧と健康の関係. 収縮期血圧を正常に保っていきいきとした生活を送りましょう. 1.収縮期血圧とは？ 血圧とは心臓から送り出された血液が血管の内部の壁を押す力（圧力）で、収縮期血圧とは心臓が収縮したときに血管壁にかかる圧力のことです。 一般的に「最高血圧」とも呼ばれています。 |siz| kwd| lvj| elx| njb| efd| yhr| wtw| fip| cdn| iap| tkp| azf| svn| zat| ogg| bag| zwy| zmd| wrg| rrs| fqd| xaq| aip| jbt| vxf| tmj| uwd| ixu| irn| maa| sfj| jpi| kjb| zwy| fdd| rkm| mug| tyl| azd| sgk| kzi| svn| mao| cul| var| unw| ydo| toh| viv|