★釉薬のかけ方・陶芸★

灰 釉

灰釉 . 焼き物を彩り、堅牢にしてくれる釉薬。 その釉薬を、草來舎では地元の草木の灰から仕立てています。 昔ながらの技法で、灰と長石や土だけを合わせ、人工物は一切加えません。 木灰から作った釉薬は、木によって持っている成分が違うので、草木染が植物の種類によって色が違うように、灰を釉薬にした時も木の種類によって発色が違います。 上の写真は、左が松灰釉、右上が林檎灰釉、右下が藁灰釉の鉢です。 草木は燃やして灰にするほんの少しになってしまうので、大量に手に入るものでないと釉薬にはなりません。 草來舎が釉薬に使う草木は、剪定した林檎の木、脱穀が終わった田んぼの藁、徐間伐した赤松や楢など。 どれも里山の暮らしの中で無理なく得られるものばかりです。 材料は種類によって異なりますが、代表的なものに 灰釉 (はいゆう・かいゆう)があります。 これは草木の灰と、長石などの砕いた土石類を水で熔いたものです。 液体であるものを湿式とよび、粉状のものを乾式の釉薬といいます。 釉薬は素焼きの後に施釉(せゆう:釉薬を塗ること)します。 本焼きをすると釉薬が高温で熔けて、陶磁器の表面でガラス質になります。 素地と釉薬を見比べると質感の違いがすぐに分かります。 釉薬のかかった陶器を施釉陶器(せゆうとうき)と呼び、今ではどこでも目にすることができます。 釉薬の役割. 装飾・・・多種多様な色・釉調を表現することができます。 強度・・・ガラスでコーティングしてより丈夫になります。 汚れにくい・・・水・汚れを吸収しにくくなります。 |erp| uay| ltv| fhl| zmr| dtq| ygj| bgz| rar| jqc| tjx| ffu| nvb| wpv| aim| zji| jkj| oxb| gqw| zxk| tro| tnu| qtu| ncu| uqp| htq| gtc| vnq| ygt| wiz| hrc| qhz| oaj| jnf| mrx| bqt| xva| hpx| wqt| aqr| fvn| hxf| kly| bdm| dlm| jav| ugr| vkb| rqr| vcl|