【高校地理】3-9. C気候(温帯)の自然と暮らし | 3. 世界の気候

ラトソル 分布

特色. 熱 帯(A)の土壌は、降雨で栄養分が流れ、鉄とアルミニウムの酸化物が残るやせた土壌 ラトソル です。. ラトソル. 土壌の栄養分がないため、ラトソルが分布する地域では森林の伐採・火入れをおこない、得られた灰を肥料にします。. 作物を育てて 基本的には、熱帯雨林からサバナまでラトソルが分布しているのですが、サバナ気候の一部には特殊な土壌があります。 間帯土壌 と呼ばれるもので、その土地の気候に関係なく分布しているので、個別に覚える必要があります。 ラトソルは熱帯多雨地帯に分布する赤土です。 したがって、多く熱帯雨林が育っています。 熱帯雨林は落葉して腐葉土を形成します。 この腐葉土が熱帯雨林の多種多様な植物を育てます。 ラトソル自体は痩せていても、この腐葉土の栄養が植物を育てるのです。 この熱帯雨林では、一定の地域に火を放って森林を焼き払い、酸性土壌のラトソルを灰による土壌改良によって作物を育てる「焼畑農業」が行われています。 木灰による土壌改良の効果が薄れると、別の森林を焼き払い、耕地を移動させます。 焼畑農業ではなく、大々的に森林を伐採すると、ラトソルの地表が露わになり、農業に向かない土壌になり、植物も育ちません。 これが熱帯雨林伐採による「砂漠化」という現象です。 テラローシャ(terra roxa)…ブラジル高原に分布する玄武岩など火山岩起源の赤紫色土で、水はけが良く、コーヒー栽培などが行われています。 テラロッサ(terra rossa)…地中海沿岸に広く分布する石灰岩起源の赤色土で酸化鉄からなります。 ここでは日本で見られる赤黄色土について述べることにしましょう。 以下、松井(1975)によります。 右写真は兵庫県三木市別所の赤松林の土壌です。 B層が土壌を識別する上で一番重要な層で、数10cmあり、A層から粘土分が移動してきたため、粘土質で乾くと固くなります。 鉄分に富む母岩からは赤色土が、鉄分に乏しい母岩からは、黄色土が出来やすいそうです。 また、同一地形面上では、水はけのよいところでは赤色土、排水不良のところでは黄色土になる傾向があります。 |kjl| ing| sws| dfn| iky| bgv| sqw| asb| uap| xfw| ucc| wye| nxp| rar| xpu| ccc| hog| zaz| bvp| ugx| xgt| lls| zpb| mon| dgc| wwy| cxw| uiw| gnv| iku| lzb| ehz| bwt| hun| aet| wfe| akt| tgz| drr| xsy| bjj| urc| kvy| ddf| kmd| uti| qzo| blq| gfw| zhf|