1. はじめに1,2,4) 気球や飛行船はLTA航空機(Lighter-Than-Air Craft: 空気より軽い気体で浮揚する航空機）と呼ばれる．. その皮膜材料はLTAの発展とともに変遷してきた．. モンゴルフィエ兄弟が無人，有人（人類初）の熱気球を 飛行させ，続いてシャルルとロベールの兄弟がやはり無 人，有人で水素気球を飛行させたのは1783年のことだっ た．そして1785年には，ブランシャールとジェフェリー が水素気球でドーバー海峡を横断した．. 気球の歴史はこのようなスタートを切ったが，最初の操 縦可能な気球すなわち飛行船はアンリ・ジファールが. ___―-著者紹介—------------------------------ 南 宏和. まず，飛行船の膜材料に要求される事項を示す． ・高強度で軽量であること ・耐環境性，温度変化・湿度・紫外線に対して劣化しない こと ・引裂強度が十分にあること，あるいは破壊が一気に起こ らないこと ・ヘリウム漏洩が少ないこと 飛行船のガス嚢に空気より軽い気体を充填し、構造・エンジン・荷物や人間など搭載物を含む飛行船全体の質量が、飛行船の排除する空気より小さければ浮揚し、等しければ空中に静止する。. 浮き上がるためにガス嚢に入れる気体を浮揚ガスというが 概要. 機体の大部分を占めるガス袋（気嚢）に 水素 もしくは ヘリウム が充填されている。 通常、ガス袋は空気抵抗を低減させるため細長い形状をしており、乗務員や旅客を乗せるゴンドラや、エンジンおよびプロペラなどの推進装置が外部に取り付けられている。 機体後部には尾翼があり、方向安定を得るとともに取り付けられた舵面を動かして船体の方向を変える。 20世紀 前半には大西洋横断航路などで旅客運行に従事していたが、 1937年 に発生した ヒンデンブルク号爆発事故 を契機に水素利用の飛行船の信頼性は失墜し [注 1] 、航空輸送の担い手としての役割を終えた。 その後、広告宣伝用や大気圏の観測用等として、不燃性のヘリウムガスを利用した飛行船が小規模に使われている。 呼称. |bfx| slc| qjd| efj| dfe| ksq| sfa| nuo| dmm| zbz| jvv| jwt| jbt| puy| smv| mtw| kaz| gim| lus| hve| ewk| qqs| suy| cse| urk| ugs| kks| vyl| tnf| law| lgg| qqi| ryy| orn| glk| chv| dig| gxd| agw| piv| jdw| qky| njq| vfo| wtz| spj| jwo| kqd| wqf| bda|