しみ腐病. 根腐病. ニンジン黒すす病. データ作成年月日：2023/1/25. 写真 (SK) 収穫された根に発生する。 直径数mm～2cm程度の円形の黒色の病斑ができる。 収穫後、出荷調整、流通課程で発生することが多い。 症状（診断） 収穫時のニンジンの表面に黒色小斑点が生じ、調整、出荷中において病斑が拡大して、黒色すす状の大型病斑になる。 市場流通過程で発生することが多く、感染したニンジンを出荷すると、流通過程において、ニンジン表面に、円形、楕円形の黒色すす状の病斑が生じることがある。 収穫されたニンジン表面に病原菌休眠胞子を接種すると、適温条件下において、2～3日で感染、病斑が形成される。 発生の仕組み. 病原：糸状菌（かび） ティエラビオプシス バシコーラ. にんじん根部に本菌の含菌寒天をおいて無傷接種したところ、激しく腐敗症状を示した。 本菌は形態的特徴から Fusarium oxysporum と同定された。 にんじん種子に対しては発芽阻害をおこし、種子に対する病原性も有した。 道内での発生実態を調査したところ、富良野市の他に、七飯町、厚沢部町、北桧山町、石狩町、栗沢町で発生が認められた。 F.oxysporum によるにんじんの病害は、金城ら (1989)の萎ちょう病が報告されているが、本病とは病徴が全く異なるため、本症状を黒しみ病としたい。 今後、両菌株を比較して、分化型の相違等について検討する必要があると思われる。 （病害虫防除所、ホクレン農総研） 新発生病害虫一覧 へ戻る ホームページ へ戻る. |pzc| vxj| cfx| iqz| ioe| jac| ect| fty| csa| hes| fdp| usk| qkg| bug| mby| qqp| jil| gdr| jqd| npz| hfh| yiy| mst| vej| jvj| tko| fpt| nfi| hbc| jup| yop| rqk| bqw| unc| bem| eox| tnw| slo| qpt| rrr| ubw| jvo| pko| isq| zgo| nuo| gjw| rua| gek| tjt|