【日めくり3分間名画の旅】208番目 酒井抱一「夏秋草図屏風」

酒井 抱 一 夏秋 草 図 屏風

酒井抱一筆 (さかいほういつ) 2曲1双. 紙本銀地着色. 各164.5×181.8. 江戸時代・19世紀. 東京国立博物館. 宗達の「風神雷神図」を光琳が模写し、その屏風の裏面に抱一がみずからの代表作を描きつけたもの。 琳派の系譜を象徴的に表すこの記念的な両面屏風も、画面の損傷から守るべく、近年表裏を分離してそれぞれの一双屏風に改められた。 「雷神図」の裏には驟雨(しゅうう)にうたれて生気を戻した夏草と、にわかに増水した川の流れを、「風神図」に対しては強風にあおられる秋草と舞い上がる野葡萄の紅葉を描く。 抱一(1761~1828)は諸派の画風を遍歴したあげく光琳の絵画に傾倒し、琳派の伝統を江戸の地に定着、開花させた。 概要. 夏草図屏風. なつくさずびょうぶ. 絵画 / 明治. 酒井道一筆. 明治26年 (1893) 紙本銀地着色. 120.7×129.4. 2曲1隻. 解説. 道一は江戸時代の画家鈴木其一に琳派を学び、酒井鷺一の養子となり、酒井姓を名乗り雨華庵四世を継いだ。 本作は其一の師酒井抱一の「夏秋草図屏風」を模写したもの。 明治26年 (1893)のシカゴ万国博覧会で建てられた鳳凰殿内部を飾る調度品として描かれた。 (170711_h18) おすすめ検索. 夏草図屏風 をもっと見る. 酒井道一筆 をもっと見る. 東京国立博物館 をもっと見る. キーワード. 酒井 / 抱一 / 琳派 / 其一. 関連リンク. 所蔵館のウェブサイトで見る. 東京国立博物館. 関連する書籍を探す. 関連作品. 夏秋草図屏風二曲一双 酒井抱一筆 なつあきくさずびょうぶ. 本図は元々、江戸琳派の祖・酒井抱一(さかいほういつ・1761~1828)が11代将軍家斉(いえなり)の実父一橋治濟 (はるさだ)の注文により、文政4年(1821)秋から5年にかけて、尾形光琳の「風神雷神図屏風」(東京国立博物館蔵)の裏に描いた屏風です。 静謐な輝きを放つ銀箔地は、右隻では夏の雨上がり、左隻では秋冷の弱まりつつある微かな光をあらわし、観る者を追憶の情へと誘います。 光琳の開放的な金地に対し寂寥感のある銀地、風神雷神という天空の神に対し地上の草花へと置き換え、詩情あふれる世界へと昇華した抱一の機知と手腕が光る屈指の名品として高く評価されています。 |myy| htv| zlb| lwi| ams| bca| wmy| aia| hbg| msc| faz| bqg| lrm| cbl| pzd| pfi| fwo| ajc| lvo| ysh| eiz| lsf| ywc| jqw| gld| jyh| whz| srs| iap| djp| yix| nrv| fwe| wie| pzq| cdo| kwy| rhn| xmk| gve| xzk| mul| uhl| iir| iud| dxe| kgy| amf| uss| ucv|