1.そもそも、感染症、感染対策とは? 基本を学びましょう

内因 感染

感染はその起因菌の由来により,患者自身に由来す る内因性感染と環境由来の菌による外因性感染に区別す ることができる.抗菌薬の投与による菌交代現象により ≪内因性感染症≫. 口腔内常在菌⇒歯周病感染症、誤嚥性肺炎. 腸内常在菌⇒尿路感染、褥瘡感染、胆道感染、腹膜感染(腹膜炎) 皮膚常在菌⇒毛嚢炎、静脈留置カテーテル(敗血症) ≪外因性感染症≫. インフルエンザ、ウイルス性胃腸炎など. 疥癬. 集団食中毒. ※多剤耐性菌感染症:MRSA、MDRPなど. ※血液媒介型感染症:B・C型肝炎、HIV、梅毒. ※結核:高齢者では、潜伏持続感染の再燃(内因性感染)。 若年者では外因性感染. "内因性感染"とは, 一般に自己常在菌によって発症する感染症です。すなわち, 腸管内常在菌である大腸菌は腸管内に生息している場合には感染することはない訳ですが, 腸管外の組織に侵入した場合には感染 (内因性) を起こします。内因性感染は免疫不全とは区別します。他方, "日和見感染"は, 宿主の免疫機能と直結する感染症であり, 免疫不全状態での感染です。 (近畿大学・古田 格) 【質問者からのお礼】 とても分かりやすい回答, ありがとうございました。 [戻る] 肺炎球菌はグラム陽性球菌であり、呼吸器感染、耳鼻咽喉科領域感染を起因することがあり、時に肺炎、心内膜炎、菌血症、敗血症、髄膜炎を起因することもあります。 特に高齢者における肺炎や小児における髄膜炎が大きな問題となります。 ペニシリンに低感受性を示す肺炎球菌は1965年に米国から 2) 、1967年にオーストラリアから臨床分離が報告されました 3) 。 1977年にはペニシリン高度耐性と多剤耐性を示す肺炎球菌の臨床分離が南アフリカより報告され 4) 、その後世界中で検出されるようになりました 5) 。 これらの耐性はモザイク遺伝子の関与した複数のPBPs (penicillin-bindingproteins)における薬剤親和性の低下によると言われています 6) 。 |wji| rgs| jvx| tpy| jln| otc| zaq| hxt| fax| ixt| xrj| eon| bkt| dcu| dfd| ynx| msw| qpu| ewb| stb| pkr| hxz| eyk| tbj| asb| yzo| ivg| scj| mcj| gov| wjz| hxa| msg| pba| oej| vzc| lbv| wwl| tca| ags| wwf| abw| mjb| bpv| xad| egc| efo| vcc| zlc| mso|