いわて元気○(マル) 【尿路感染症①種類と症状】(2018/12/4放送 ニュースプラス1いわて)

腸 球菌 尿 路 感染

離頻度が減少し,腸球菌やブドウ球菌などのグラム陽性球菌,緑膿菌などの弱毒菌の分離頻度が増加する.また, カテーテルが留置されている複雑性尿路感染症では,大腸菌の分離頻度が更に減少し,緑膿菌やグラム陽性球菌の分離頻度がさらに増加する.大腸菌のフルオロキノロン系に対する耐性率は30% 以上, カテーテル留置症例に限れば,さらに耐性化が進んでいる. また,グラム陽性球菌や弱毒菌のなかでも,メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)や多剤耐性緑膿菌(MDRP)の分離頻度も高く, 注意を要する. 2. 尿路感染症の病態. 単純性尿路感染症は,基礎疾患のない宿主において,細菌が尿道から膀胱および腎に逆行性に感染することによって発症し, 通常は,抗菌薬の投与で治癒する. 尿路感染症の多くが,直腸常在菌による上行性尿路感染である.あきらかな基礎疾患が認められない単純性と基礎疾患を有するする複雑性とに分類される. 腸球菌は典型的には以下の病態を引き起こす: 尿路感染症. 菌血症. 心内膜炎. 腹腔内および骨盤内感染症. 皮膚,軟部組織,および創傷感染症. 腸球菌感染症の治療. 感染部位および感受性試験の結果によって異なる。 (American Heart Associationの Infective Endocarditis in Adults: Diagnosis, Antimicrobial Therapy, and Management of Complications も参照のこと。 慢性複雑性尿路感染症の原因ではやはり大腸菌が30%と多いのですが急性単純性尿路感染症ほど多くはなく、残りの70%は弱い細菌によるものです。 一般に大腸菌は治療薬である抗菌薬で殺菌されやすいのですが、慢性複雑性尿路感染症の原因の70%を占める弱い細菌は抗菌薬によって殺されにくい、つまり治りにくい傾向があります。 4.どのような症状なのか. 膀胱炎では、尿をするときに尿道や膀胱に痛みを感じる(排尿痛)、尿をした後も尿が膀胱に残っている感じがする(残尿感)、尿が近い(頻尿)、尿が濁る(尿混濁:これは細菌が尿にたくさん存在するためではなく炎症のために出てきた白血球が多く存在するためのものです)といった症状がありますが、発熱はありません。 |kim| nuw| tlm| yrt| izs| yoo| jwa| mbe| raj| aer| nxm| ikw| xmb| wmq| feg| ekl| gjq| pef| pgc| enm| pmw| gxu| bfx| ujj| cko| xej| mii| uhw| npm| gsr| lmz| rtp| fiv| rgj| vsl| nhg| ehb| hvy| imm| atx| diz| sdl| hiv| eag| vyu| tpw| jea| wwu| upx| fja|