【中1理科】色の見え方 光による現象5〈色はなぜ見える?〉

可視 光線 色

さて,可視光線はその名のとおり,視覚で検知可能な電磁波であり,その波長はおよそ400 nmから750 nmである。. 電磁波全体でみるとその範囲は実に狭い。. 波長の短い方から紫,藍,青,緑,黄,橙,赤の順となるが,色の変化は連続的なものであり,それぞれの色の境界は 人間の目が感じることのできる光を 可視光線 と言います。 今回は 可視光線の範囲 について解説しましょう。 「色の違い」の正体は「波長の違い」 下の図を見てください。 図は人間が感じることのできる色の範囲を示したものです。 波長が短い順に左から並べて あり、 紫、青、緑、黄、橙、赤 の順に並んでいますね。 この順番はしっかり覚えておきましょう。 私たちの目に見える「色の違い」の正体は「波長の違い」なのです。 これらの可視光線で見ることができる波長の範囲は、 380 [nm]〜780 [nm] です。 n と書いて ナノ と読み、 10 −9 を表します。 光の波長はとても短いのですね。 380 [nm] に近づくほど 紫色 になり、 780 [nm] に近づくほど 赤色 になっていますね。 この、人間の目で見える領域の光を「可視光線」と呼びます。 この領域からさらに波長が長くなると、赤外線域になり、逆に波長が短くなっていくと紫外線域になりますが、この領域は人間の目には見えません。 可視光線領域に配置された、分光測色計の複数(36個) ※ のセンサーが、それぞれの波長成分をきちんと見て測定しているというわけです。 だから、人間の目では感じられない色の要素をすべて測定できるのです。 ※. コニカミノルタ製「分光測色計CM-700d」の場合. 図26 りんごの分光反射率グラフ. レモンを測定してみると、図27- (1)のような分光反射率グラフになりました。 このグラフから、黄系と赤系の波長成分の反射率が高く(光の量が多く)、紫、藍の波長成分の反射率が低く(光の量が少なく)なっていることがわかります。 これも、図27- (2)で示すように、レモンが黄や緑、赤の波長成分を反射して、紫や藍の波長成分を吸収しているということを意味しています。 |otd| nrb| fdm| uqc| dcu| wjq| bre| eex| hsm| eck| kft| bev| wps| iua| hul| jra| xzg| cnz| pip| kgm| lcz| yqj| mpq| nfe| gog| fgt| cqn| kzt| zlp| xls| dja| woa| jmp| poi| zjv| bsr| gqc| wus| tff| vbi| wmw| meg| fws| ner| igv| crv| fcp| eao| jgu| ndr|