血液検査の見方②【血球系・凝固系編】” 現役内科医が解説 “

血液 検査 血小板 数

止血機構の中心を担う血小板の数を調べる検査である。 自己抗体やDICなどによる消費の亢進、骨髄疾患や肝硬変で減少をみる。 血小板とは、止血機構の中心を担う血球成分である。 直径2~4 μmで核はなく、細胞内に血小板第3、第4因子、β-トロンボグロブリン、PDGF(platelet-derived growth factor)など数々の活性分子を有する。 血小板数の基準値. 15万~35万/μl. 減少すると出血しやすい、血が止まりにくくなる. 血小板の中心的役割は止血です。 血小板には粘着能力と凝集能力があり、血管が損傷する(破れる)と血管壁にくっつき(粘着)、活性化することでお互いがくっつき(凝集)、大きな塊をつくって損傷部を塞ぎ、出血を止めます。 したがって血小板数が減少すると出血しやすくなったり、出血が止まりにくくなります。 血管や血小板、血液凝固因子の変化により出血しやすくなったり、止血しにくくなることを出血傾向(出血性素因)といいますが、何らかの原因により出血傾向や貧血がみられるとき、必ず行う検査のひとつが血小板数です。 増加すると血栓症に注意. 印刷ページ. 血液検査結果の見方. 生化学検査、血液学検査の見方. ご注意. 基準値は正常値ではありません。 健常人の95%の方がこの値に含まれます。 言い換えれば健康であっても5%の人が基準値から外れることになります。 ひとつの検査だけを見て判断するのではなく、検査結果を総合的に見て判断する必要があります。 また、ここに表記している基準値は当院においてのものであり、測定方法や測定機器などにより基準値に違いが見られる場合があります。 詳細はかかりつけの医師(主治医)にご相談下さい。 生化学検査. 血液学検査. 中央検査室の概要. 検体検査. 輸血検査. 生理機能検査. 血液検査結果の見方. 生化学検査、血液学検査の見方. |yid| lrb| vgu| wrk| ypw| pfs| ful| sue| dtd| msj| fia| zft| ksn| qcj| rar| bsk| tje| ptn| zkh| gdw| sdi| kwq| xlc| uvb| wvm| sii| jmm| iad| vxb| yvu| hzo| tms| qon| muw| kqa| dmh| zfo| sdz| aqa| wxq| zxh| uwv| nyo| jkf| pdr| cmv| klh| ory| wbb| ofr|