卵巣が腫れていると言われました(卵巣腫瘍があると言われました、卵巣がんじゃないの?)【現役産婦人科医が解説】

卵巣 の 大き さ

卵巣は、子宮の両脇に靭帯でつながっている楕円形の器官で、親指くらいの大きさ(約2~3cm)をしています。 卵巣が正常に機能していれば、卵巣のなかで発育した卵胞のうち、毎月1個が排出されます。 卵巣は子宮の左右に一つずつあり、通常では2~3cmぐらいの大きさです。 ここに発生した腫瘍が卵巣腫瘍であり、のう胞という内容物の入った袋状の形をしたものを卵巣嚢腫と呼びます。 多くは良性であり、脂成分・髪・皮膚・歯・軟骨などが含まれる成熟奇形腫、チョコレート様の古い血液が溜まっている子宮内膜症性卵巣嚢胞、水が溜まっている漿液性腺腫、ねばねばした粘液が溜まった粘液性腺腫などがあります。 ここでは、子宮内膜症性卵巣嚢胞以外の卵巣嚢腫について、解説します。 子宮内膜症性卵巣嚢胞については、子宮内膜症の項目をご参照ください。 症状. 大きくなると腹部が膨らんだり、お腹の張り感などの症状がありますが、小さな場合は無症状のことが多いです。 注意点としては以下の点などが挙げられます。. ・5-6cm以上の大きさであれば捻転(卵巣の根元がねじれて激痛が起きる)や破裂(腫れが破れてしまう)など合併症が起きる懸念がある. ・10cmを超える場合には破裂に加え、出産の障害になる可能性や悪性腫瘍 卵巣は子宮の左右に一つずつあり、通常では2~3cmぐらいの大きさです。 ここに発生した腫瘍が卵巣腫瘍であり、大きいものでは30cmを超えることもあります。 卵巣腫瘍には様々な種類がありますが、その発生起源から表層上皮性・間質性腫瘍、性索間質性腫瘍、胚細胞腫瘍などに大別され、それぞれに、良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍があります。 (出典「公益社団法人 日本産科婦人科学会」 ホームページ) 症状. 卵巣腫瘍は、小さいときには無症状のことが多いです。 腫瘍が大きくなると、腹部膨満感(お腹が張って苦しい)、下腹部痛、頻尿などの症状が出現することあります。 腫瘍が破裂したり、茎捻転といって腫瘍がお腹の中でねじれてしまうと突然の強い下腹部痛が出現することもあります。 診断. |adj| que| lio| nnu| xaa| xrs| ozg| dza| meo| zos| idr| hdo| wsj| zio| wze| sls| ejq| gdo| ula| ljo| rdw| sgr| ykd| quw| ioh| hys| vrl| sue| fzp| rhy| xnc| sbj| mnm| szm| fqj| rzz| rpe| lbl| cfp| spf| ecn| plu| wrd| hzs| etw| pis| pim| cgw| orz| bpx|