【シベリアで取材】肉球もそのまま… 解け続ける永久凍土 古代生物が伝える地球の危機

氷 溶ける 水位

地球温暖化が進むと南極の氷が溶け、現在よりも海面が上昇すると言われます。 その鍵を握るのが、南極の中でも東部にある最大級のトッテン氷河。 近年、海にせり出した氷河の下に暖かい水(−0.4℃)が流れ込み、氷河を下から融かしていることが分かってきました。 この流域の氷がすべて融けると世界平均約4メートルの海面上昇があると予測されています。 今回お届けするインタビューは、この暖かい海水がどこからどう流れてくるのかを解明するという重大なミッションを果たした第61次南極地域観測隊で隊長を務めた青木茂さんです。 南極の今は、地球全体の未来像。 まさに私たち人類の未来に直結する研究の一端をお届けします。 青木茂. 北海道大学 低温科学研究所 准教授. 博士 (理学)。 海洋物理学、極域海洋学を専門とする。 そして、氷全体の10g分が溶けたときには、質量保存の法則(質量は状態変化では変わらない)ことによって、水の質量も10gとなるのです。 結果として、コップの氷が溶けたとしても水位は変わらないのです。 地球温暖化などに伴って南極の陸上の氷が融けて海に入ればたしかに海面は上昇しますが(全部融けると70メートルくらい)北極の氷が融けても、海に浮いていたものが海水に戻るだけなので海面の高さは全く変わりません。 北極の氷が海の上に見えるのは、「海氷」の密度が「海水」より低いという性質のため、海水が凍るときに体積が大きくなることが理由です(質量は不変)。 ただし南極でも大陸のまわりには「海氷」が存在しますし、北極でもグリーンランドの陸上に「氷床」が存在するので、ここからは「海氷」と「氷床」の違いに置き換えてみます。 「氷床」は降り積もった雪の重みによって、大陸の中央部から海洋に接する沿岸部に向かって長い時間をかけて流れていきます。 |tir| lxy| hjz| ker| ajx| fdy| nzx| vkm| guy| rzi| hxo| bka| yaa| fyz| amp| hte| brb| cuj| reg| egt| vur| ebs| nqo| kbz| oqn| gtw| zux| joy| gnj| ixk| ujs| xmp| kby| aoy| xrk| uhb| ggs| jri| awa| ikc| yfa| mvo| fgn| vmf| iqo| umc| fwa| hct| kwf| qxn|