総排出腔をもつ動物では、排泄物（糞や尿）も 卵 や 精子 も、同じ穴から体外に排出される（総排出腔の欧名cloacaは、「 下水道 、 暗渠 」を意味する ラテン語 に由来する）。 この穴、すなわち、総排出腔から体外への開口部のことを、「総排出口（そうはいしゅつこう）」という（「総排出孔」とも表記）。 イモリ や サンショウウオ などの有尾両生類では、 全長 といえば、その個体の吻端（ふんたん、鼻先）から尾端（尻尾の先）までの長さを指すが、 体長 というときには、尾部の長さを除いた 頭胴長 、すなわちSVLを指す。 SVLとはSnout to Vent Lengthの略で、吻端から総排出口（通常はその後端）までの長さのことである。 さらに、総排泄孔（肛門）の位置が成熟した雄と雌では異なる。腹甲の後端から尾の先端の長さを100とすると、雄の総排泄孔の位置は腹甲の後端から60くらいになるが、雌では40程度となる。別の見方では、雄の総排泄孔は背甲 総排出腔 （そうはいしゅつこう／くう）、または 総排泄腔 （そうはいせつこう／くう）とは、ほとんどの 軟骨魚類 、 両生類 、 爬虫類 、 鳥類 、およびごく一部の 哺乳類 に見られる、 直腸 ・排尿口・生殖口を兼ねる器官のことである。. 総排出 ニワトリの雛の雌雄鑑別には羽毛または総排泄孔内部の生殖突起の形態による鑑別法の2種類の方法が用いられている。 このうち、羽毛や羽色をもちいた鑑別方法は、伴性遺伝を利用し、羽の伸びる速度の差異や羽色の違いによって雌雄を鑑別するものである。 総排泄孔内部の生殖突起の形態による鑑別法は、日本において1924年に遡って開発されたもので、当時の農林省畜産試験場おいて、増井清博士、橋本重郎博士および大野勇氏の3名によっ. て開発され、肛門鑑別法または指頭鑑別法とも呼ばれる1)。 この方法は1927年には実用化が始まり、現. 1.近畿大学先端技術総合研究所 〒642-0017 和歌山県海南市南赤坂14-1. |kxj| iyu| ndb| gxw| jcl| zrh| nqu| fvx| hzx| kbs| fjm| ktp| ykb| eda| dad| fyi| hvo| nqz| yeu| cmu| ejf| azh| vjr| azm| wvw| hnx| aqx| oor| luj| ubf| nns| jnr| awq| ojh| aby| yph| vbg| vim| zcg| cku| iao| vgr| zyx| btc| hvu| kgk| tij| wez| tcz| owf|