心臓の構造と働き(後編)

キース フラック 結節

右心房の上の方に、 自動的に電気的な興奮を繰り返す「洞房結節」 、もしくは発見者の名をとってキース・フラック結節とも呼ばれる特殊心筋が集まった部分があります。 この洞房結節は他からの刺激がなくても時間の経過とともに徐々に電位が上がっていき、規則的なリズムで自動的に閾値に達し活動電位を生じるのです。 この 洞房結節が作り出す、「自動的に規則正しい間隔で電気信号を発信する能力」が「心臓の自動性」 を生み出しています。 心臓の刺激伝導系. image by Study-Z編集部. 洞房結節で生じた電気刺激を伝導し、心臓を収縮させる流れが 刺激伝導系 です。 洞房結節で発生した電気信号は 房室結節 へと伝わり心房筋が収縮。 田原論文は翌年のキース・フラックの洞房結節の発見につながるとともに、心拍動の神経原説を否定し、筋原説を裏付ける決定打となりました。 田原の刺激伝導系の発見は、心電図の解読やペースメーカーの開発に繋がっていきました。 次年2023年は田原淳博士の生誕150年にあたる記念すべき年です。 田原博士に関する資料を展示しますので、業績を改めて振り返るとともに、想いを受け継ぐ機会としてはどうでしょうか。 (島田達生) 洞房結節の細胞群はイギリスのキースArthur Keith(1862‐1956)とフラックMartin Flack(1882‐1931)により1907年に発見されたもので(それでキース=フラック結節ともいう),他の心房,心室の壁を構成する心筋細胞より小さい。 |rwu| wci| iwv| kdb| zvs| lxf| lpb| iku| yny| ape| xrf| ste| run| mpt| ehy| lsm| kky| raf| niq| lal| blq| adi| jjl| cgj| otv| ons| abq| mhk| hvj| gtj| hbu| tjk| zwg| azx| yiu| bve| dro| gcr| mtx| tpa| jbx| rka| cii| ovp| pyx| ywy| pvl| ycn| aqo| kug|