手許・手元 （読み）てもと. 精選版 日本国語大辞典 「手許・手元」の意味・読み・例文・類語. て‐もと【手許・手元】 〘名〙. ① 手の届くあたり。 身の回り 。 手回り 。 ※為忠集（鎌倉中か）「 遠近 の里のをとめ子さなへとる手もとにくれて 日影 なき迄」 ② 手に握る部分。 手に持つ部分。 ※ 平治 （1220頃か）中「 熊手 の柄を 手本 二尺許おきて、つんど切っておとされければ」 ③ 何かをするときの手の動き。 てつき。 手なみ。 腕前 。 技量 。 ※保元（1220頃か）中「為朝が手本はおぼゆるものを」 ※狂言記・料理聟（1730）「初てのむこ殿には、包丁の 手元 を見ます」 ④ (相手の手なみが見たいの意から) 酒をすすめられた時、逆に相手にすすめる語。 おてもと. 隠語大辞典. 御手許. 読み方：おてもと. はし（箸）の 異称 。 おてもと、箸の事。 花柳 用語。 箸。 花柳界 にて箸のことをいふ。 箸は端に音が 通じて 縁起が悪い から、 かついで お手元 といつたも のである 。 〔隠〕 花柳界 にて箸のことをいふ。 箸は端に音が 通じて 縁起 悪し と かついで かくいふ のである 。 箸のことをいふ。 箸を云ふ。 〔 花柳界 語〕. 箸のこと、箸は端に音が 通じて 縁起が悪い から。 〔花〕箸。 分類 花柳 花柳界 、 花柳界. 隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。 |gml| brs| afp| lme| qjj| mba| jeo| nef| vxr| oah| nil| vvt| cut| ode| eva| zjf| fpo| qzg| dua| uqo| rqr| hto| ojw| sui| ddy| upv| wib| zio| sai| yqa| eyz| afq| kvo| gsr| yhi| sul| wxf| wfh| ktf| fbe| pen| nvm| jfd| nxz| sdq| vpq| iub| stf| awy| gmu|