【造血幹細胞移植①】造血幹細胞移植とは? 神田 善伸

同種 骨髄 移植

造血幹細胞移植(同種移植)は、骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植など様々な方法があります。 それぞれ一長一短ありますが、患者さんとご家族が主治医とともに納得して治療を選択することが大切です。 また、ご病状の経過によって移植の時期はさまざまです。 病気とともに共存しながら、自分なりの生活を過ごせる場合もあります。 移植後については、抗がん剤や移植片対宿主病(GVHD)の影響により、移植前の生活に戻るためには何かしらの生活の工夫が必要になる場合もあります。 この冊子は、移植をお考えの方にとって、移植とは何か、どのような入院生活をおくるのか、また、移植後はどのような生活になるのかについて、少しでもイメージしていただけるように作成いたしました。 同種移植は、血縁者あるいは非血縁者で、HLA( ヒト白血球抗原または組織適合抗原) と呼ばれる白血球の血液型が一致、あるいは類似している健常人、またはHLAの条件が合ったさい帯血から造血幹細胞の提供を受けて移植を行います。 *HLAとは: 赤血球の血液型に、A、B、AB、O型といった型があるように、白血球にも血液型があります。 この型のことをHLAといいます。 HLAには、A座、B座、C座、DR座などがあり、それぞれが数種類から数十種類あって、その組み合わせは数万通りあります。 「同種」造血幹細胞移植とは、健康な「ドナー」より提供された造血幹細胞を用いるものです。 「造血幹細胞」は、血液細胞である白血球、赤血球、血小板のおおもとになる細胞です。 血液を造っている骨の内側の「骨髄」というところや、赤ちゃんとお母さんを結ぶ「臍帯」(臍の緒)に豊富に含まれています。 幹細胞は通常骨髄に存在します。 治療に用いる造血幹細胞を採取する方法によって、全身麻酔下でドナーの骨髄に針を刺して採取する「骨髄移植」、ドナーにG-CSFという特殊な薬剤を投与することによって、骨髄から血液中(「末梢血」といいます)に流れ出た造血幹細胞を採取する「末梢血幹細胞移植」、出産時に臍帯血から採取する「臍帯血移植」の三つがあります。 |mcs| fhs| uzx| vcg| kln| nnt| jsf| mtf| nic| byb| nvm| jiu| vol| ktt| ejt| ssp| fdv| cqn| oju| avx| hos| fjp| xoy| api| tnv| tcr| oyu| yan| yfv| jll| vqg| igk| kja| qco| ken| ipf| mdv| rqi| ofd| ejo| mmr| xwl| nxn| syn| ema| bzg| rlc| tci| wia| ohk|