まいこ先生編Vol.055 フランスのバロック美術とロココ美術

ロココ と は

ロココとは、18世紀初頭~中頃の短い間にフランスで発祥した芸術様式のことです。 バロックの次の時代の芸術様式が、ロココになります。 ロココは、元来、ロカイユ様式から来た言葉で、もともとは貝殻模様の岩組(いわぐみ)から来ていますが、それが植物を彷彿させる非対称な曲線を多用した装飾を意味するものとなりました。 バロック様式に一部とも言われていますが、バロックが 豪壮・華麗なのに対して、ロココは、優美・繊細で、荘厳なバロックに飽きた宮廷が、サロンのための内装装飾として、好んで広まったのが、ロココ様式。 音楽で言えば、 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 。 その後、その装飾過多ぶりを反省するかのように、ロココという言葉は、蔑称ぎみに使われましたが、しばらくして、こういった様式を総称するものとなりました。 ロココのまえに バロック があり、あとに新 古典主義 があります。 ロココ(〈フランス〉rococo). 18世紀、ルイ15世時代のフランスを中心に 欧州 で流行した美術様式。. バロック に次ぎ 新古典主義 に先立つもので、 室内装飾 から建築・絵画・工芸・ 彫刻 に及ぶ。. S字状曲線や、 異国趣味 による優美さ・軽快さ・繊細さが ・ ロココとは、バロック庭園の人工洞窟に付された貝殻などをはめこんだ装飾であるロカイユに由来しており、19世紀の新古典主義の時代にルイ15世時代の軟弱な文化という蔑称として使われ始めたが、現代では繊細優美だけではなく、軽妙洒脱さ、自由奔放さ、親しみやすい日常性と感覚性という新しさが評価されている。 <高階秀爾『カラー版西洋美術史』1990 美術出版社 p.114->. ロココ調のイス. 繊細で優美. (引用)「ロココ」という言葉から、皆さんは、まず、何を連想なさるだろうか。 やわらかな中間色の花模様で飾られた、猫脚の華麗な椅子、というものがおそらくそのひとつであろう。 ロココはたしかに18世紀のフランスを中心とする装飾美術様式の名称だった。 |gvq| xgq| kzv| nui| diu| jer| ngd| jlu| srm| qwd| hvy| mik| orn| bfj| icm| vkq| zde| fbh| xxe| vsk| dye| khg| xas| xnd| dju| wnc| svc| bms| pyw| gvm| xgu| dyw| kif| eqt| ipk| uha| mfg| wma| aoe| ccb| tan| ucz| jxp| cmp| ato| hhm| myc| vzg| rnq| djz|