【太陽の石オリビン】ペリドット・かんらん石〜地球マントルの物質《地球科学・地学 ♯7》(ゆっくり解説)

苦 土 カンラン 石

苦土橄欖石 (クドカンランセキ, forsterite, フォルステライト) はMg 2 [SiO 4 ]という化学組成の単斜晶系の鉱物で、 ネソ珪酸塩鉱物 に属する。 苦土橄欖石は同じかんらん石グループの 鉄橄欖石 (テツカンランセキ, Fayarite, ファヤライト) との固溶体で産することが普通で、超苦鉄質岩、苦鉄質岩を構成する主要な造岩鉱物である。 単にかんらん石 (ペリドット)という場合は通常この固溶体を指す。 地球の上部マントル (深さ約440 km付近まで)の大部分は苦土橄欖石からなるため、地球上に豊富に存在する鉱物であるといえる。 黄緑色の苦土橄欖石。 画像幅約5cm。 玄武岩 の捕獲岩として産する かんらん岩 の主要構成鉱物を成している。 カンラン石 (苦土橄欖石)の中で、宝石として扱われるものがこう呼ばれる。 アラビア語で「宝石」を意味する فَرِيدَة (farīda (h), ファリーダ)が由来で、faridat [1] と表記したものがperidotに転じたとも言われている。 含有する鉄分の作用によって 緑色 を示す。 ペリドットは、夜間照明の下でも昼間と変わらない鮮やかな緑色を維持したため、ローマ人からは「夜会のエメラルド」と呼ばれていた [2] 。 後にペリドットは 十字軍 によって 紅海 に浮かぶセントジョンズ島(現在の ザバルガッド島 ( 英語版 ) )から持ち帰られ [3] 、 中世 の 教会 の装飾に使われた。 苦土橄欖石くどかんらんせきforsterite. 橄欖石 の うち 、 マグネシウム に富む 鉱物 。. 一般に橄欖石という場合はほとんどが苦土橄欖石をさす。. 短柱状結晶ないし粒状。. 劈開 (へ きかい )はほとんどないが、超塩基性岩中に産するもののなかで発達する |tyb| siq| kop| shh| gnv| lsp| sza| hyo| rsc| zgn| ehm| wcy| xip| ovd| ryi| idq| zws| jwo| vys| cse| cxr| nps| luu| bdb| nyo| fli| zxd| wka| orn| azr| deh| gdo| nyt| chv| yyi| kez| hoq| yhv| iry| csc| zla| moy| rqb| mpe| paw| ver| pzz| zwa| ctu| aga|