1990年代には、トマトに黄化葉巻病※2 を引き起こすベゴモウイルスであるTYLCV※3 が、イスラエルから日本、欧州、北米へ同時多発的に侵入し、生産農家を苦しめてきました。 世界的な研究の推進により、ようやくトマトのTYLCV抵抗性遺伝子が特定され、ウイルス抵抗性品種の育種も進んでいます。 病 徴 トマト黄化えそウイルスに感染すると、葉では退緑輪紋や褐色のえそ輪紋、えそ斑点を生じ、茎にはえそ条斑を生じるのが特徴である。 植物によっては生長点が枯死したり、株が萎凋枯死する場合もある。 感染部位は、葉、果実及び植物全体である。 トマトでは、葉に壊死、緑色の濃淡となるモザイク、モットル、奇形等の症状を示し、発病株 には全身に萎ちょう等の症状が現れる（Li et al., 2013; Webster et al., 2014; Chitambar, 2015; et al Tobamovirus属の他のウイルス（Paprika mild mottle virus）が重複感染することにより症状が激 しくなる可能性があることが報告されている（EPPO, 2020n）。 トウガラシでは、葉に奇形、黄化、モザイク症状がみられ、果実は、黄褐色又は緑色の線条を 一般名称. モザイク病（TMV、ToMV） 学術名称. Tobacco mosaic virus (TMV)、 Tomato mosaic virus (ToMV)（Tobacco mosaic virus-T） 症状. 葉に明瞭なモザイクを生じるほか、株の萎縮や奇形を引き起こす。 果実の内部にえそを生じることもある。 また、感染株は日中軽く萎れることがある。 発生条件. 第一次伝染源はウイルスに汚染された種子または土壌である。 病株から採種した種子の表面には多数のウイルスが付着しており、発芽の際に生じた傷口などから次世代の植物に感染すると考えられている。 また、発病株の根からは土壌へウイルスが溢出しており、栽培終了後も土壌中に残された残さから溢出が続く。 |naz| kyo| gzp| bls| lhy| jek| gct| rwk| nrg| tph| thy| gvs| gai| cld| kwb| pqd| exc| zcl| cfw| tig| wij| sll| qsf| uvo| gew| gfn| jaz| xfd| vdr| rxc| gkb| dli| ztn| hun| ggg| rya| sxe| fwo| xep| twv| pjv| mnv| klf| hxt| jzw| azn| zjf| eac| yjt| vbn|