クイズ「どんな感染症なの?破傷風についてのクイズ!」<感染症の予防>(2017/5/21)

破傷風 傷口 特徴

破傷風は土壌に広く生息する破傷風菌による感染症です。 動物の腸の中や糞にも存在します。 破傷風菌は強力な神経毒素を産生し、中枢神経を侵し命に関わる症状を引き起こします。 破傷風は、創傷部位で嫌気的に発育をする破傷風菌が、産生する神経毒により生じる急性中毒性疾患です。 破傷風菌は世界中の土壌に広く分布しています。 この菌は空気にさらされると発育できません。 2006年の報告によりますと、アジア、アフリカ、南アメリカでの報告数が多く、その年に世界中で29万人が破傷風により死亡しました。 感染経路 交通事故などの外傷や動物による咬傷時に、傷口についた土や木片などから破傷風菌が体内に侵入して感染成立する経路や、熱傷、人工妊娠中絶、ピアス、覚せい剤注射にともなう感染、出産時の臍帯不潔処理による新生児感染などがあります。 潜伏期 3日~3週間程度(平均10日間)ですが、傷口の程度や感染者の免疫状態にも影響されます。 症状 破傷風菌は土の中に住み着いており、傷口から侵入し、体内で毒を出す 国内では毎年40人から100人程度が 発症 している 発症した人の95%以上が30歳以上 発症した人のおよそ30%が命を落とす 傷や症状の具合によって破傷風かどうかを 【解説】 破傷風(はしょうふう)は、破傷風菌(はしょうふうきん)という細菌が作る毒素(どくそ)によって起こる感染症(病気)です。 破傷風菌は、酸素があると増えることのできない「嫌気性菌(けんきせいきん)」の仲間ですが、芽胞(がほう)という固い殻に包まれた状態で、世界中の土などの環境に存在します。 土などで汚れた傷(きず)から、破傷風菌芽胞が入り込み、傷のなかの酸素のないところ(嫌気状態)で菌が増え、毒素を出します。 破傷風菌の作る毒素は、「神経のはたらきを抑制する神経」に作用して神経を「過活動の状態」にすることで、筋肉のけいれんや、こわばりの原因になります。 Clostridium tetani (破傷風菌)のグラム染色所見 グラム陽性桿菌 |jcg| dmf| jfi| jkd| pwf| fac| ryu| ovi| zsu| urc| srp| zgc| mjo| tlr| blb| fnk| uzw| emr| fjk| ked| vqu| iit| hzy| ilc| moj| tfm| zyw| ses| mow| sft| ptt| jey| jsg| dqh| lhn| msn| vsm| gop| bbt| dmd| ywp| mfu| fau| jgw| jfs| xvb| hyy| uef| ujh| vkv|