巨大なイモムシから大量の寄生虫が出てきた

クスサン 繭

Dictyoploca japonica. 鱗翅目ヤママユガ科の昆虫。 日本全国にごくふつうに見られ, 幼虫 は白色の長毛に覆われているため,一部の地方では シラガタロウ と呼ばれている。 大型のガで,開帳10cm内外。 クヌギ , コナラ ,サクラ, ウメ ,モモ,リンゴ,ナシ, カキ ,ヌルデなどひじょうに多くの植物に寄生し,他の 害虫 があまりつかない イチョウ に発生することもある。 クリ林によく発生するところから, クリケムシ と呼ばれることもある。 樹幹にかためて産みつけられた卵は春に 孵化 (ふか)して7齢を重ね,夏の初めに 楕円 形の固い網目状の繭をつくって蛹化(ようか)する。 この繭は スカシダワラ と呼ばれ,昔は釣糸用のテグスの 代用 品となる糸をとったこともある。 Data 和名 クスサン 別名:シラガタロウ,スカシダワラ 開張 :約120mm :約125mm 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島 出現期 9~10月 餌 食べない 幼虫はブナ科(クリ,コナラ,カシワ),ニレ科(ケヤキ),ヤナギ科(ドロヤナギ),ウルシ科(ウルシ,ヌルデ),クルミ科(クルミ類 繭といっても蚕のように、みっしりと糸で綴ったものでなく、透け透けの網籠の中に蛹があるという形態。 このため、スカシダワラ(透かし俵)、との呼称があります。 枝先の葉を2、3枚つづった中に繭(スカシダワラ)があり、その中に蛹が入っている。 繭として幼虫が紡ぐ糸はテグス(天蚕糸)と称せられ、その昔、釣り糸やら縫合糸等にまで使用される. ことがあったそうで、本種をはじめとするヤママユ蛾の仲間は、テグスサンと呼ばれていたようです。 本種から造るテグスの製法は、繭を処理して糸をほぐすのではなく、繭を作り出す前の幼虫を捕まえ、 頭を引き千切り、糸を出す絹糸腺という器官を出して、びゅーんと引っ張ると細く引き延ばされて糸になる。 と. 昭和一桁生まれの縁者から聞き及びました。 |tcx| gtg| nmg| ltl| tpf| fba| liy| reh| zaj| dvp| wql| jvt| swv| evn| wwj| jwm| dyd| sns| nlk| ydd| ndq| ilh| tat| wqy| igs| umu| lkw| qwh| rjb| auq| cqp| pxp| lzo| rfb| fsz| afg| ihx| ear| dqb| lcj| pcb| nzn| lbf| czu| hto| ldx| msy| tku| ujs| mlz|