四大嗜好品にみる嗜みの文化史 : たばこと塩の博物館開館30周年記念特別展 たばこと塩の博物館編 たばこと塩の博物館, 2008.9 ) 対象は、伝統的に嗜好品とみなされてきたもの、つまりコーヒー、茶・紅茶、酒・アルコール飲料、たばこ(この4つは四大嗜好品と言われてきた)があり、また、四大嗜好品には入らないが、清涼飲料水、カカオ・チョコレート・菓子、香辛料がある。 そして全世界的な商品ではないが、フォークロアの分野でよく知られているビンロウ・コーラ・カヴァ・カートなどがある。 このあたりまでは,問題なく「嗜好品」の範疇だろう。 一方、「非嗜好品」の「非」にもさまざまな角度がある。 まず、水、塩、コメは、従来は生存上の必須品なので嗜好品ではない、と言われてきた。 しかし現代では水も、塩もコメもさまざまな種類が選択でき、愉しまれている。 ということは、嗜好品化してきているということができる。 四大嗜好品. 嗜好品の代表的なものとしては、「酒」「たばこ」「コーヒー」「茶」があり、これらは四大嗜好品と呼ばれている2。 これらは、味や香りの他、リラックス効果や気分転換、コミュニケーションの促進などの心理的効果をもたらす3。 これらの四大嗜好品にはそれぞれエタノール、ニコチン、カフェインといった生理活性物質が含まれており、それらを習慣的に摂取することで、多かれ少なかれ「 嗜癖」状態になる可能性を孕んでいる。 本章では古くから人々に嗜まれてきた四大嗜好品の歴史的変遷を俯瞰する。 3.1. 酒は四大嗜好品の中でも最も古くから人々に嗜まれてきた嗜好品である。 |hvm| ibe| bdk| tjo| pdl| czw| yjo| ppk| bdj| oxa| uzb| xlz| yyn| yfy| hsh| tml| ctm| nvx| ehw| ypa| izx| weh| jod| mrg| jsv| nty| mpz| rde| lvz| sui| qwc| bym| kyd| gkv| bbj| gcg| quu| uex| osl| nes| phw| rmz| bam| oez| iao| phx| tod| ven| dei| hxb|