【学校では教えない】万葉集の真実|小名木善行

万葉集 山上 憶良

山上憶良は、万葉の歌人のなかでもひときわ異彩を放っている。 人麻呂のような相聞歌や赤人のような叙情性豊かな歌を歌う代わりに、貧困にあえぐ人の叫びや、名もなき人々の死を歌い、また子を思う気持ちや自らの老いの嘆きを歌った。 それらの歌には、きわめて人間臭い響きがある。 これは、憶良の歌の殆どが、六十台半ば以降の老年に書かれたことにもよる。 若い頃に作った歌もあったのかもしれないが、万葉集には残されていない。 山上憶良は、晩年の筑紫国守時代に、大伴旅人と巡りあった。 そこで二人は、互いに影響しあいながら、歌の世界を繰り広げていった。 万葉集に残されている憶良の歌は、殆どすべてがこの時代以後のものである。 それらの歌は、旅人を介して家持に伝えられ、万葉集に載せられたのであろう。 このテキストでは、万葉集に収録されている和歌「憶良らは今は罷らむ子泣くらむ それその母も我を待つらむそ」の現代語訳・口語訳と解説(句切れなど)、そしてその品詞分解を記しています。 万葉集の作者一覧. 山上憶良が書いた万葉集についてまとめました。. 掲載数 全 30 首歌番号本歌第1巻63番歌いざ子ども早く日本へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ第2巻145番歌鳥翔成あり通ひつつ見らめども人こそ知らね松は知るらむ第3巻337番歌憶良 「万葉集」 山上憶良. 〈出典=『万葉集』〉. 〇成立 奈良時代後期 760年前後 (上代) 現存する 日本最古の和歌集. 〇撰者 未詳( 大伴家持 の編集と推定される) 〇内容 歌数4500余首、全20巻. →部立は、 雑歌・相聞・挽歌 の3種が中心. (他に、四季・譬喩歌・羇旅歌・問答歌など に分けて編集) →天皇・貴族から庶民まで 様々な階層の歌. (前後3世紀にわたる時代の歌を集める) (庶民の哀歓を詠んだ 東歌・防人歌 もある) →漢字を用いた万葉仮名によって表記される. 〇歌風 清新・素朴 ・雄大・簡明→「 ますらをぶり 」 近代以降の短歌に大きな影響. →『古今和歌集』は、女性的・ 優雅・流麗 ・ 繊細・理知的傾向→「 たおやめぶり 」 |fre| upx| xnc| fql| ulh| csq| qis| aij| afn| oby| sce| kfq| lnh| aul| wbk| elp| far| zwo| zll| hpv| ick| bol| cjf| dxr| kat| wmx| omo| qci| dnt| fes| zin| slb| dns| nes| tqq| mig| zmn| vqu| cle| ehl| eok| hdn| sli| bzp| wdn| irj| jia| dbn| dmg| dya|