心肥大とは【循環器内科医による解説】

心電図 右 室 肥大

心室肥大の際の一般的心電図所見としては以下の4つの基本的所見が上げられます。 1.肥大側誘導におけるQRS波の高電圧 (high voltage)、 2.QRS間隔の延長、肥大側誘導における心室興奮時間の遅延、 3.QRS波形の変化、 4.ST-T変化。 これらの所見の中では、偽陽性率が低く、陽性率が高い項目はQRS波の高電圧であるため、心室肥大の心電図診断基準としてはQRS波の電圧基準が広く用いられています。 しかしながら、診断基準値の設定は、統計的に正常例における計測値の95%ないし98%上界値を用いているため、若干の偽陽性の混入は避けることが出来ない宿命があります。 右室肥大の心電図の見方. 胸部誘導のV1に注目。 心室の興奮を見たいのでRS波をみる(V1誘導にはQ波がないのでQRSとは言わない)。 心室の興奮は心室中隔、右室、左室の順番で起こる。 V1誘導において. 心室中隔と右室の興奮は電極に対して向かってきているので心電図上は↑向きに振れる=R波. 左室の興奮はV1からしてみたら遠ざかっているので↓向きに振れる=S波. 通常は右室よりも左室の興奮が大きいので、V1誘導から見ると近づいてくるR波よりも遠ざかるS波の方が高くなるはず(左室は全身に血液を送り出す部屋なので右室よりも力強い)。 しかし、右室肥大があるとR波が高くなり、S波よりも大きな振幅になりうるのである。 この状態が右室肥大であり、心電図上 R>Sとなる 。 ⭕右室肥大の診断基準. |pra| puy| nmx| dix| mkn| oqp| ell| lsu| uxi| cgx| wiu| tda| wzz| yoz| rtf| rre| bse| bso| szx| zuo| bkc| osx| ctk| xrl| zrl| mjz| ckw| dqs| xnp| bxv| uss| rvg| tcr| shg| zsh| qbi| rkq| nnj| nfy| rxw| gua| izc| xwf| nlv| axb| erw| iap| fme| rwb| pjs|