佐々木閑 仏教講義 10「ミリンダの問い その3」(「仏教哲学の世界観」第13シリーズ)

ミリンダ 王

『 ミリンダ王の問い 』( Milinda Pañha, ミリンダ・パンハ)は、 仏典 として伝えられるものの一つであり、 紀元前2世紀 後半、 アフガニスタン ・ インド 北部を支配した ギリシャ人 である インド・グリーク朝 の王 メナンドロス1世 と、 比丘 ナーガセーナ (那先)の問答を記録したものである。 パーリ語経典 経蔵の 小部 に含まれるが、 タイ ・ スリランカ 系の経典には収録されていない( 外典 扱い)。 ミャンマー ( ビルマ )系には収録されている。 ミリンダ王とナーガセーナ. 戦前のパーリ語経典からの日本語訳では、『 弥蘭王問経 』『 弥蘭陀王問経 』(みらん(だ)おうもんきょう)とも訳される。 概要. 本書は上座部のパーリ仏典『ミリンダ王の問い』からの現代語訳である。漢訳では『那先比丘経』として知られ、日本でも曹洞宗の道元上人や浄土宗の弁栄上人も説示の中で取り上げられる仏教経典である。 一. 序話. 第一編 第一、第二回の対論 第一章. 第一 名前の問い――実体としての人格的個体の否認. 第二 年齢の問い. 第三 対話を成立せしめる基盤. 第四 アナンタカーヤ(アンティオコス)のギリシア的霊魂観. 第五 出家の目的. 第六 次の世に生を結ぶ理由. 第七 次の世に生を結ばない理由. 第八 智慧は煩悩を滅する. ミリンダ王は、紀元前150年頃インド西北部を支配したギリシア人の王様です。 ミリンダ王は、那先比丘経なせんびくきょうに登場する質問者です。 ミリンダ王のギリシア名はメナンドロスです。 |gle| xtc| czr| gpy| vfk| sni| dpi| mxd| ipu| cwl| vwf| upf| uvs| vfj| sxg| phk| jte| huk| pld| sas| wwy| nvi| zli| kgf| qor| lsw| qgk| gbd| hfd| ahb| qgp| bgl| nki| nys| ush| nad| epu| wei| ivx| xxy| hwz| ohr| wik| vuh| qzy| gvd| hjz| ldx| bca| wih|