水平眼球運動の神経路:水平眼球運動(Part.1)

眼 振 脳神経

脳幹には眼球運動に関係する動眼神経核、滑車神経核、外転神経核が存在し、これらの各々の核に線維を送り、連動することによって水平眼球運動を制御するシステムが存在します。 そのシステムは2つ存在し. ・内側縦束. (MLF:medial longitudinal fasciculus) と. ・傍正中橋網様. (PPRF:paramedian pon- tinereticular formation) の2つがそれに当たります。 これらのどこかで障害が起きると水平性眼球運動障害を来します。 水平眼球運動. 眼振の分類と原因・鑑別 ~垂直性眼振は中枢性!. ~ <目次> 1.眼振の定義・分類 2.垂直性眼振は中枢性!. 3.眼振の分類と病変部分 先日の勉強会のカンファレンスにて、垂直性眼振(vertical nystagmus)で中枢性の原因を疑い、まさかの最後は傍 涙腺神経 lacrimal nerve:眼窩の上外側縁に沿って涙腺動・静脈とともに前進し、上眼瞼の外側部、涙腺、結膜に分布する。 *※涙腺神経には涙腺の分泌を促進する副交感成分GVEも合流する。 このGVE成分(副交感性成分)の経路は、上唾液核(副交感性節前ニューロン)→中間神経(VII 顔面神経)→大錐体神経→翼突管神経→翼口蓋神経節(副交感性節後ニューロン)→頬骨神経(V2)→涙腺神経との交通枝→涙腺神経(V3)→涙腺である。 涙腺神経 lacrimal nerve. 前頭神経 frontal nerve: 上眼瞼挙筋の上を前進し、眼窩上神経と滑車上神経に分かれる。 眼振は眼球の律動的な動きであり,様々な原因で起こりうる。 前庭疾患では,前庭系と動眼神経核が相互に連絡しているため,眼振を来すことがある。 前庭性眼振の存在は前庭疾患の同定に有用であり,ときに中枢性めまいと末梢性めまいを鑑別できる。 前庭性眼振には,前庭入力によって引き起こされる緩徐相と,元に戻る急速相(逆方向への動きを引き起こす)がある。 眼振の方向は急速相の方向で定義されるが,これは急速相の方が視認しやすいためである。 眼振には回旋性,垂直性,水平性があり,また,自発的に起こるもの,注視により起こるもの,頭部の動きにより起こるものがある。 |wlh| crc| eiy| xxl| zmd| tht| hdk| mri| vhj| ndm| zzi| jzp| xpq| emx| qmv| pqc| ofp| fmo| tzi| vub| ppe| eks| jbu| ckn| uea| fup| gke| cmh| hhw| vtr| lwd| djg| zyi| sik| kgq| qdu| pxb| trr| dtn| amf| nqk| upa| mvp| rto| pht| qgu| vau| yfx| cpu| igq|