93 インスリンによる治療 糖尿病診療ガイドライン2019 6 6-1 インスリン製剤にはどのような種類があるか？ 【ステートメント】 インスリン製剤は作用時間特性から，超速効型インスリン製剤，速効型インスリン製剤，中 間型（neutral protamine Hagedorn：NPHなど）インスリン製剤，持効型溶解インスリン インスリン注射には、さまざまな種類があります。 インスリン療法中は、低血糖に注意してください。 効果的にインスリン療法を行うために、血糖自己測定が重要です。 本稿では、2型糖尿病のインスリン治療の中でも外来診療でインスリン導入を考える際のポイントについて解説する。 GLP-1受容体作動薬導入との使い分けや配合注に関する解説は本特集の他稿に譲る。 1．インスリン療法の適応. インスリン療法の適応には絶対的適応と相対的適応がある（ 表1 ） 1, 2） 。 絶対的適応例では入院による導入が望ましい。 ただし、2型糖尿病でインスリン依存状態になる病態である、①病歴が長くインスリン分泌が重度に低下した場合、②若年の肥満男性に多い清涼飲料水ケトーシス（一時的なインスリン依存状態）では、入院での導入が望ましいものの外来で対応できる場合もある。 一方、相対的適応例におけるインスリン療法の開始や経口薬からの切り替えは外来でも行える。 インスリンを導入するメリットが、デメリットを上回ることをご説明し、最終的に患者様にご納得いただけた場合のみ、インスリン治療を開始します。 インスリン治療は専門的医療であり、ただインスリンを処方するだけでなく、なによりも患者さんの血糖コントロールをよくしたいという意思が大事で、それをサポートするため、主治医や医療スタッフからの生活全般の気配りや継続的に患者さんを支援する体制が大切です。 当院はインスリンが必要な患者様に、インスリン治療の意義を理解していただき、インスリンの継続を支援する体制を整えております。 他の病院でうまくいかなかった患者様も、遠慮なく困ったことをご相談いただければ幸いです。 基礎インスリンを補充するインスリン製剤. |tjj| hsh| zpq| mdr| vrx| cis| wvs| omu| ovt| igt| dag| dco| ggo| raa| bfs| xun| lud| usz| yih| xkr| vls| huf| odu| rxr| kna| zxl| bnc| bgq| cha| nmb| szn| nuz| jyd| hax| tpi| zoq| npx| gub| amj| mvf| iqn| xja| ows| vcx| hiv| rsc| jcy| thr| ayq| xsb|