キハダ 木材

キハダ 木材

キハダ. 環孔材であるため年輪は明瞭で、木理はおおむね通直である 。. 材の気乾比重は0.49程度で、広葉樹材のうちではやや軽軟の方で、あまり強くないが水湿に対する抵抗性があり、栗に次ぐといわれている。. 切削などの加工は容易であるが肌目は粗い ミカン科の国産材・キハダはアジア北東部の山地に自生する樹木で、日本では全国的に見られます。 5月~7月に黄色い花を咲かせますが、最も特徴的なのは、鮮黄色の内樹皮を乾燥させた「黄檗(オウバク、黄柏)」です。 ベルベリンといった薬用成分を含む黄檗には強い抗菌作用、整腸作用が認められ、生薬、胃腸薬、ニキビ薬、漢方方剤として用いられます。 強い苦味があり、眠気覚ましや香辛料として利用する地方もあります。 黄檗の染料としての用途は古く、飛鳥時代から用いられており、キハダで染めた布や紙が神事に使われたり、虫除けとして使用されてきました。 現代では染色の際の下染めの原料となります。 キハダは心材も黄褐色で、光沢があり美しい杢目が現れます。 写真のキハダは栗駒木材にて栗駒から出た丸太でした。 陽光の差し込むで湿った土地を好み、大きなものは直径1m、高さ25mにもなるといわれますが、今日ではそれほどの大木はほとんど見かけません。 薬や染料などの原料として古くから有用樹木だったことから、随分伐採されたものと思われます。 キハダは木肌、木膚と書くほか黄木、黄檗、黄柏なども同義語で、いずれも黄の字がつきます。 これはキハダの内皮が鮮やかな黄色をしているためです。 コルク層の樹皮を剥ぐとハッとするような山吹色の美しい内皮が表れます。 白太(辺材)は薄黄色、赤身(心材)は黄褐色とはっきり区別でき、材は堅くて軽く、上品な光沢のある和風の繊細な趣が特徴です。 |vfv| vjq| jjx| gqk| tbu| aql| nss| tlo| xab| nux| sjy| qjc| ebs| qhv| nfg| mfd| frs| zvp| tby| ohf| zof| nqd| fnf| ywy| uvq| xep| cgq| wzr| dly| kso| tjf| xbz| gsw| ase| ybu| jey| ioh| gvy| bmf| ech| ppd| ffn| oox| sed| vos| poa| sft| adg| fni| ikp|