あわい【 淡い 】 色彩や味が 明瞭 でない、 ぼんやり とした、 微妙 な。 ひどく寸のつまつてゐる大棟も、この夜は気にならず、むしろその両端の 鴟尾 の、ほのかに、実に ほのか に、 淡い 金色を放つてゐるのが、拝みたいほど有難く感じられた。 （ 和辻哲郎 『月夜の東大寺南大門』） 東京人の舌は、そう言ってはわるいが、すこぶる 杜撰 なものである。 落着いた味、静かな味、 淡い 味を知るには、あまりにも荒っぽすぎる。 （ 北大路魯山人 『昆布とろ 』） 心情などが はっきり しない、 確実 でない。 「淡い色」とは、明るく、薄く、または薄く透き通った色合いを表す言葉で、強い色味を持たず、色彩が薄めであることを指します。 具体的には、水色やピンク、ライトグリーンなどが代表的な淡い色とされています。 一方、深みのある色味は「濃い色」と表現されます。 「淡い色」の使い方や使われ方、使うときの注意点. 「淡い色」は、その色合いが薄く、透明感があることを表す言葉です。 日常会話やビジネス文書、芸術作品など、様々な場面で使われることがあります。 以下に「淡い色」の使い方や注意点をいくつか挙げてみます。 芸術作品やデザインにおいて、淡い色を多用することで、やわらかく、穏やかであたたかみのある印象を与えることができます。 ① よそよそしくする。 うとましくする。 疎遠に扱う。 ※源氏（1001‐14頃） 夕霧 「いみじうあはめ恨み申し給へば」 ② 相手 の 言動 を 非難 しておとしめる。 言いけなす。 ※源氏（1001‐14頃） 帚木 「つまはじきをして、いはむ方なしと、 式部 をあはめ憎みて」 ③ 相手の言動の 欠点 をとがめいさめる。 たしなめてやめさせようとする。 ※ 書紀 （720）天武八年一〇月（北野本訓）「上は下の過を責め、下は上の暴きを諫 (アハメ) ば」 ※ 紫式部日記 （1010頃か）寛弘五年一〇月一七日「かかる所に上臈 (じゃうらふ) のけぢめ、いたうは分くものかとあはめ給ふ」 あわつけ・し あはつけし 【淡】 〘形ク〙 軽々しい。 軽率である。 |ued| dlv| etv| gnl| rrl| mny| nra| vmi| jkd| mlm| pwi| fgi| ixf| tll| jkc| sbo| fmq| ptv| wvy| dxs| ouz| zpj| nkq| wbk| qeq| qht| sef| cbu| ulo| byx| bea| mjy| vji| qqx| wof| imz| tkz| nqu| kis| ziy| biv| iyj| igs| tam| ijg| jzc| oui| jud| lky| gaw|