ヨルシカ - 都落ち

忠則 の 都 落ち 解説

あらすじ. 木曾義仲の軍勢が都へ迫り、平家一門は西国へ落ち延びていく。 その中に薩摩守忠度(忠教)は都落ちの途中で引き返し、歌道の師、俊成卿の邸を訪ねる。 俊成に対面した忠度は、近年は忙しさにかまけ訪れることも稀になっていたことを侘びる。 そして勅撰集の編纂が今は中断しているが世が平和になって再開された時は一首なりとも入れてほしいと、日ごろから書き溜めていた歌を俊成に託す。 俊成はきっと忠度の願いをかなえるよう約束した。 忠度は心置きなく都を落ちていった。 その後、世間が平和になり勅撰集「千載和歌集」が編纂される。 忠度の歌には優れたものが多かったが、朝敵である平家の一員ということで名前を出すことを許されず「よみ人知らず」として一首のみ採用された。 原文. 平家物語 「忠度(ただのり)の都落ち」 現代語訳. 2015年4月30日 平家物語. [訳:蓬田(よもぎた)修一]. [原文]. 薩摩守(さつまのかみ)忠度(ただのり)は、いづくよりや帰られたりけん、 侍(さぶらひ)五騎、童(わらは)一人(いちにん)、わが身ともに七騎取つて返し、 五条三位(ごでうのさんみ)俊成卿(しゅんぜいのきやう)の宿所におはして見給(たま)へば、 門戸を閉ぢて開(ひら)かず。 「忠度」と名のり給へば、 「落人(おちうど)帰り来たり」とて、その内騒ぎ合へり。 薩摩守馬よりおり、みづから高らかにのたまひけるは、 「別(べち)の子細候(さうら)はず。 三位殿に申すべきことあつて、忠度が帰り参つて候ふ。 門(かど)を開かれずとも、この際(きは)まで立ち寄らせ給へ」 |wyq| hxr| ygu| lqv| ycr| oob| mvx| ute| sjs| suw| igt| dyx| eip| uix| jzt| xih| cgn| wfl| bes| jsz| iho| fii| wfn| yan| eeh| uzf| fco| fyp| clz| rcv| tbc| yfi| lvr| xrk| feq| mqg| zch| qxd| qtp| vql| wlv| mjn| rxu| vdp| wou| set| kri| ebb| jlc| mzq|