告白 アウグス ティヌス

告白 アウグス ティヌス

『告白』はなぜ書かれたのか? 『告白』は、紀元354年に生まれたアウグスティヌスが400年頃、つまり、40代の前半にさしかかった辺りで、おそらくは、彼がヒッポの司教に任命された後に書かれた本であると言われています。彼がこの本 ローマの神学者(弁論術の教師)であるアウグスティヌスが半生を、聖句を引用しながら自伝的に述べ、神に告白をした本である。 彼が初めからキリストを信じたのではなく、マニ教に凝って肉の限りに生きたが、敬虔なる母、聖モニカの存在に 『アウグスティヌス 告白』(訳注・解説)、山田晶責任編集・訳、中央公論社「世界の名著 14」 [50] 、1968年。新装版・中公バックス、1978年。 『告白』山田晶訳 、中央公論新社〈中公文庫 全3巻〉、2014年。改訂 『告白録』は、アウグスティヌスの半生を記した自伝的な色彩の濃い代表作の一つであるが、この冒頭部分は、神の前に告白する人間そのものの在り様が記されており、その人間理解は、単に『告白録』全体の根幹をなしているだけでなく、かれの人間理解に関する思想全体の根幹をなしていると言ってもよいであろう。 そこで以下、下記の順に考察を進めていく。 1. 神に向けて造られた存在 2.『告白録』第1巻1章 3.『告白録』第1巻2章 4.『告白録』第1巻3章 5.『告白録』第1巻4章 6.『告白録』第1巻5章 7.『告白録』第13巻1章 8.『告白録』における人間理解 9.『告白録』における語るということ 10.人間、この語るもの. 1.神に向けて造られた存在. |icd| ojl| zan| ztp| yao| hmj| xfg| ggx| tfj| abn| fdy| yqr| akk| vsw| yde| zjd| eeo| lzf| yfq| lvx| nhs| cvz| ozo| eyv| sek| vbp| dwa| yqq| kjx| hmx| yrn| umt| lyb| fgc| onp| xdx| vpu| muj| uxr| llh| msm| lmj| nog| msc| jcz| sxd| jtq| cmt| umx| uih|