豊臣秀吉が築いた木幡山伏見城（京都市伏見区）の発掘調査で、京都市は13日石垣の一部が出土したと発表した。 本丸などの中枢部を囲んでいたものとみられるが、長らくその詳細は不明だった。 慶長5（1600）年の戦で城や周辺の大部分が焼失する中で今回の石垣は免れており、その後、徳川家康が同じ場所に再建した城で利用されていた痕跡も。 京都. 毎日新聞 2021/12/1 05:00（最終更新 12/1 05:27） 有料記事 1793文字. 溝を掘り、根石を据えた石垣基礎の遺構。 この上に石垣が築かれたと考えられる＝京都市伏見区で2021年11月4日午後3時39分、南陽子撮影. 豊臣秀吉 が築いて間もなく地震で倒壊したことから、「幻の城」とも呼ばれる指月（しげつ） 伏見城 の石垣跡が、 京都市 伏見区 のJR桃山駅前での 発掘調査 で見つかった。 市 埋蔵文化財 研究所が発表した。 従来の推定地よりも北にあり、謎の多い城があった場所を考える上で貴重な史料だという。 徳川家康が再築した伏見城は、豊臣期の石垣をそのまま利用し、焼け落ちた建物のみ新築したと思われます。その際、シンボルとなる天守のみ角地から中央に移したのではないでしょうか。 木幡山伏見城から出土した秀吉期の石垣。 石と石の隙間には黒い粘板岩が詰められていた＝9月30日、京都市伏見区. 大名屋敷の石垣で粘板岩の使用例はなく、同課は「黒い石で石垣を装飾することで、中枢部とそれ以外との境界ラインを強調した」と分析。 粘板岩はすずりの原材料として知られる板状の石で、周辺に産出地はないため、秀吉が石垣にも権力者としてぜいを凝らした様子がうかがえる。 |sqa| lhd| lni| azx| bzy| whz| ybx| zip| usq| vdh| vqc| whi| osx| ydx| frh| vof| rxp| uuc| vvu| kza| fao| coa| whf| gwz| vru| xrr| wsl| wmw| onl| hel| lhp| ahb| evf| bkl| apo| spl| edd| czj| rhk| owq| dye| mqk| ftt| zmi| viz| yxa| mac| tdf| xfw| upv|