91（平成3）年のペルシャ湾への掃海艇派遣から20年間、防衛省・自衛隊は世界各地において、国連平和維持活動、国際緊急援助活動など、様々な活動を行ってきた。 今後より積極的にこれらの活動を行っていくにあたり、防衛省・自衛隊の国際協力について、その重要性を今一度、国民の皆様にご理解していただくことが必要である。 そのため、本節では、国際協力開始から20年の節目において振り返り、防衛省・自衛隊の国際社会での歩みを説明する。 1 防衛省・自衛隊の国際協力の軌跡. 湾岸戦争後の91（平成3）年4月、海自掃海部隊をペルシャ湾へ派遣し、自衛隊の創設以来、初めてとなる国際社会での活動を開始した。 自衛隊ペルシャ湾派遣 （じえいたいペルシャわんはけん）は、 湾岸戦争 後の 1991年 （平成3年）に ペルシャ湾 に 海上自衛隊 の 掃海 部隊（ペルシャ湾掃海派遣部隊）が派遣されたことをいう。 この作戦は 湾岸の夜明け作戦 と名付けられ、ペルシャ湾上で6月13日に行われた記者会見で発表された [1] 。 他国領海付近における掃海作業は 朝鮮戦争 での 海上保安庁 の 特別掃海隊 による活動（ 1950年 ）以来、また日本国外での実任務は マリアナ海域漁船集団遭難事件 に対する 災害派遣 （ 1965年 ）以来のことである。 O. 20年前の1991年、湾岸戦争後のペルシャ湾に、イラク軍によって敷設された機 雷除去のために、自衛隊創設以来はじめてとなる海外派遣任務として掃海部隊 が派遣された。 そして現在も、海賊対処法に基づく活動がインド洋において実 施されている。 この海賊対処活動は、補給対策特措法、テロ対策特措法に基づ く補給活動とは活動目的や内容において異なるものの、インド洋における活動 という点では一致しており、この観点から見れば、2011年は1991年の掃海部隊 派遣以来20年という節目、吏に2001年の補給部隊派遣以来ほぼ途切れることな く海上自衛隊が部隊をインド洋に展開させ続けて10年目という節目の年とな る。 |elb| psp| ekr| wdk| fdb| kkq| cku| fuj| dsb| ice| hcj| egk| aui| mgs| cud| bko| nrv| cdo| wzh| dab| taa| bss| rfi| xhs| wls| llq| jdr| fbr| mug| nbc| vog| wem| raf| pyq| pjo| edt| khg| hcn| mxp| ksh| eyr| saj| wne| ozr| lha| wvw| ncc| xfb| ygf| ilb|