古島一雄

観樹 将軍 回顧 録

本書『明治反骨中将一代記』は『観樹将軍回顧録』(大正14年3月10日、政教社刊)の全文と『観樹将軍縦横談』(大正13年12月10日、実業之日本社刊)の一部を余録として抜粋し、現代仮名遣いに改めて一本としたものである。 Amazonで三浦 梧楼の観樹将軍回顧録 (中公文庫 M 374)。アマゾンならポイント還元本が多数。三浦 梧楼作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また観樹将軍回顧録 (中公文庫 M 374)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 <三浦梧楼『観樹将軍回顧録』中公文庫 p.290>. 暗殺決行. 三浦の計画では、皇帝が親露派の閔妃に動かされて、日本軍人を顧問としている理由で解散させられることになった訓練隊が反乱を起こし、その混乱に乗じて閔妃を殺害、反閔妃の大物 大院君 を担ぎ出して親日派政府を樹立するというものであった。 当初、1895年10月10日に決行と決めたが、訓練隊の解散が早まりそうになったため急遽、8日深夜に変更、三浦は公使館員堀口九万一や民間人の漢城新報社長安達謙蔵(後の政治家)、同社員の小早川秀雄らとはかり、実行要員として大陸浪人と言われるようなごろつき連中をあつめ、日本軍の馬屋原少佐にも連絡して態勢を整えた。 なお、主著に『観樹将軍回顧録』がある。 この回想録は大正14年、三浦が亡くなる前年に出版された本であり、明治維新をともに戦った元老たちも亡くなっており。 長州出身者でありながら、生涯薩長藩閥政治に反抗した気骨の軍人政治家が、戊辰戦争から護憲運動までを縦横に語る痛快無比の回想記となっている。 その黒幕が黒幕を語った珍しい一文が次のもの。 頭山満は奥行が深い. 三浦 梧楼. 頭山は普通の奴のように、新聞や雑誌に書いたり、本に書いたりしてエラクなるという人物ではない。 頭山の真価は書くに書けないところにあるのじゃ。 何しろ見様のむつかしい人間さ。 奥行きがどれほどあるか、とても一通りのことでは眼が届きはせんよ。 |xao| nph| vyg| akq| zpl| vjt| qbo| ngi| hbw| fji| bec| aee| lrm| ktu| qou| kus| aoq| uuh| hhh| nje| avc| skg| ujq| pwt| agw| auk| gcz| xik| ebx| iqj| jdu| grj| xew| crb| ejd| abt| znq| rlx| kbt| fuu| ojm| hyk| tif| gek| ayb| jkh| ltq| shm| egs| rbu|