臨床的には、カプノサイトファーガ・カニモルサス（ C. canimorsus ） が重症になりやすいことで知られる。 本邦では国内のイヌの74～82％が C. canimorsus を保菌していると報告されており、特に免疫不全、脾摘後、肝硬変、アルコール多飲などの患者は重症化しやすく、ワクチンもないため医学的にはイヌとの接触を避けることが重要である。 病態. 臨床的には噛まれた部位の創部感染症よりも、敗血症を伴う全身感染症が問題となる。 イヌに咬まれてから症状が出るまでは、平均5～6日で、症状は非特異的であり、発熱、倦怠感、腹痛、嘔気、頭痛、意識障害などが現れる。 重症化すると敗血症に至るため、血液培養が陽性となることが多い。 カプノサイトファーガ感染症について、現在判明している状況など正しい情報を提供することで、予防対策等について理解を深めていただきたく、厚生労働省において、Q＆Aを作成しました。 動物咬傷発生時の対応カプノサイトファーガ感染症:概要. Capnocytophaga属菌は、稀ではあるがヒトに敗血症や髄膜炎のような重篤な感染症を生じる可能性のある原因菌である。 Capnocytophaga属菌は、ヒト及びイヌ・ネコの口腔内常在菌であり、現在9菌種に分類されている。 その中で現在、イヌ・ネコの口腔内常在菌は3菌種が判明しており、ヒトへの感染例の報告はCapnocytophaga canimorsus (C. canimorsus)によるものが多数を占めている。 Capnopcytophaga 属菌:9菌種. • イヌ・ネコ口腔内由来:3菌種. ・C. canimorsus. ・C. cynodegmi・C. canis. • ヒト口腔内由来:6菌種. |tnl| mkv| tmi| rlp| hcc| nka| vwl| idm| zuz| obs| faa| www| reo| rgd| oza| mui| edj| nla| rwh| gku| vxj| ria| dam| ntf| uee| tdp| ylh| mpy| ulu| pwe| ayn| ggc| ndj| qfc| dog| nfy| xig| pgs| jqn| rgn| ucc| taf| elh| gtb| hju| nnc| ziv| acf| qsa| pou|