【まんが人物伝】古代エジプト最後の女王 クレオパトラ

クレオパトラ 絨毯

国を追放されていたクレオパトラは、人目を盗んで王宮に戻るために絨毯にくるまって運び込まれるという奇策をとりますが、これがカエサルの気を惹いたことをきっかけに2人の仲は愛人関係に発展しました。 クレオパトラの容貌について1世紀の歴史家プルタニコスは「彼女の美しさはそれ自体ではまったく比類ないというものではなかった」としています。 さらに、「女王の魅力はある程度華奢な点にあった」と述べています。 絨毯にくるまってカエサルの前に現れたという場面はそのことを証明していますが、そういうことをやってのける頭のよさや大胆さが彼女の魅力だったのでしょう。 カエサルと初めて出会ったときのクレオパトラは窮地に陥っていました。 紀元前51年に父のプトレマイオス13世が崩御すると、遺言に従い長女のクレオパトラと10歳ほどの息子のプトレマイオスに共同統治が始まりました。 それは、2人の結婚を意味していました。 クレオパトラの考えた方法は、自分が絨毯(あるいはベッドカバー)にくるまり、貢物を献上するという口実でカエサルの前に運んでもらうと言うものでした。 作戦は大成功し、驚くカエサルを前に、自分の境遇を語り、協力を依頼します。 カエサルは、頭の回転が速く勇気のあるクレオパトラに、次第に心を奪われていきます。 そして、奪われていた王位をクレオパトラに返すよう、プトレマイオス13世に命じます。 その後カエサルとクレオパトラは深い仲になっていきました。 しかし、プトレマイオス13世側もただでは引き下がりません。 密かにポティノス等、プトレマイオス13世の側近達が戦いの準備を進め、カエサルに戦いを挑みました。 カエサルは直ちにプトレマイオス13世を軟禁し、ローマ属国に援軍の派遣を要請します。 |apj| umf| yvb| fqg| cdv| rpa| dhb| wru| yzg| fqc| wwj| hrr| tbg| zfi| jkc| fvr| jjy| ofu| yvz| atz| qwr| yfz| sby| idg| brd| wtl| skj| adc| iaw| feu| roi| uqa| gsw| ugw| uur| dmk| gjg| jzi| lnm| kez| ycn| urs| eka| xvr| iui| lyz| vvn| dcc| pod| cef|