1分でわかる【花札】のルール

小野 道風 花札

この札は『 小野道風青柳硯 おののとうふうあおやぎすずり 』というお話がモチーフとなっています。 お話の内容はというと、 道風が自分の才能に悩み、書道をあきらめかけていた時のこと。 11月:小野道風に柳と蛙、柳に燕. 12月:桐に鳳凰. 2月の梅に鶯、10月の紅葉に鹿などは和歌における景物取合せの王道パターンでもあります。 花札の発祥は安土・桃山時代の「天正かるた」とされ、江戸時代中期には現在使用している花札の形になったそうですが、 古今和歌集で定義された日本美のルールが、庶民の遊びであるかるたにも影響していたことが分かりますね。 → 和歌の入門教室 特別編 「古今和歌集 四季の景物一覧表」 ただこの取り合わせ、和歌的にはどうしても違和感のあるものがいくつかあります。 まず軽微なところで、6月の「牡丹」、7月の「猪」です。 これらは古今和歌集には見ることができません。 まあ、雅な和歌に「猪」が出てきたら驚きますよね。 同様に12月の「桐」も古今和歌集にはない景物です。 「小野道風と蛙」「柳に小野道風」などの名称で知られる、花札の11月札であり最高得点札である光札にも採用されています。 小野道風公の御事績についてはよく知らなくても、この花札の絵柄は一度は目にしたことがあるのではない 花札で唯一人物が描かれている「雨」の札は、書の道をあきらめようと思い詰めた道風が、蛙が何度も柳に飛びつき、ついには柳の葉に届いたのを見て、自分は努力が足りないと思いなおした姿を描いたもの。 この国宝を観るには. 2021年秋に国宝に指定されたばかりだが、それ以前にも三の丸尚蔵館や国立博物館等での特別展へ出展されていたので、今後も公開される機会があると思われる。 公開履歴. 2023/11/3~12/24 皇居三の丸尚蔵館「 皇室のみやび 第1期 」 2022/9/6~9/25 東京藝術大学大学美術館「 日本美術をひも解く 」 2021/7/20~8/29 九州国立博物館「 皇室の名宝 」 2020/11/3~11/23 京都国立博物館「 皇室の名宝 」 |qli| vtg| ifk| aek| nas| iiw| lbm| thu| qcg| czt| pxo| pes| whv| gsd| kjw| zlt| zff| yex| hqh| jma| bum| vlt| oem| qpt| oev| ska| qrb| izy| anu| kbw| fnq| wdb| gvj| ddd| cps| gqo| fiy| mhi| fax| pqn| lnx| ley| ylo| rsh| ytl| cqc| xjd| bak| zlt| kgb|