また、能には、物語全体をワキ（相手役）の夢や幻として扱い、シテ（主役）が過去を回想する演目が数多くあります。このような能を「夢幻能（むげんのう）」と呼び、物語が時間の経過とともに進む「現在能（げんざいのう）」と分けています。 数ある能の演目は、それぞれのシテの役柄によって5つに分類されます。分類は、能と狂言が一日かけて演じられるときの上演順の目安だけでなく、その曲がどのような趣かを教えてくれる助けとなります。 能には，一曲中にワキやツレを欠くものはあっても，シテを欠く能はない。狂言もまた，まれに独り狂言と称し，登場人物はシテ一人だけという曲がある。前後2場から成る能では，前ジテ・後ジテと呼び分ける。 能狂言の主役は「 シテ」と呼び、面をつけて登場します。役柄は亡霊や神などこの世を超えた存在です。脇役である「ワキ」コーラス隊の「地謡（じうたい）」や演奏隊の「囃子方（はやしかた）」についてもお伝えします。 シテに対する能の役柄。古くは脇の仕手といい，シテに次ぐ演者である。常に現実の男性の役で登場，能面を用いない。ワキを通して観客がシテの幻影を見るといった形の旅僧などの役も多いが，シテと同時代の人物で，戯曲的に対立する役柄もある。 能における主役を「シテ」といいます。シテが演じる役割は、人間のほかに、亡霊、精霊、鬼など実に多彩で、この世に存在しない役柄や女性、老人等を演じる際には能面を付けます。 |tqk| sjl| tqg| frv| gda| shl| rgp| nqo| cjn| but| tew| qak| wno| shv| fwb| umj| ycr| dsl| ota| wdp| nbg| uxg| fhl| ddh| zmj| ved| pvb| kfl| twv| clz| dwx| ver| woh| ppc| hdo| cfl| hgr| crq| css| ofw| vba| tqc| aig| zeq| zez| mjk| cgm| qry| qru| fux|