(1)位置. 沿海地方はロシア連邦の南東端に位置し、 北はハバロフスク地方、 西~南西は中国及び北朝鮮に接し、 東~ 南は日本海に面している。 面積は164,700 平方キロメートル( 北海道の約2 倍)。 同地方の大半はシホテ・アリニ山脈(最高点2,077 m)の南半分にあたり、 全土の70%が森林に覆われている。 西部はハンカ湖沿いの低地が大部分を占め、中国との国境になっているウスリー川は北上してアムール川に合流する。 北部の海岸線は単調で断崖絶壁が続くが、南部は岬や入り江に富み、 天然の良港であるウラジオストク港、 ナホトカ港をはじめ多くの良港を有する。 (2)沿革. なお、ロシア帝国が設置した「沿海州」は「 沿海地方 」のほか オホーツク海 沿岸全域に及んでいたことに注意すべきである。 ロシアは、まず清が認めていなかった 1858年 に締結された アイグン条約 の条文をだすことで、条約の効力を清に確認させた。 これで アムール川 左岸 [1] の領有権を確保する。 さらに 吉林将軍 管轄区の一部である、図們江（以下「 豆満江 」）、 ハンカ湖 ～ ウスリー川 以東アムール川以南の地域（ 東韃靼 ）が割譲された。 アイグン条約では清とロシアの共同管理地となった地域であったが、この条約によってロシア領と確定された（第一条）。 この条約のもと 興凱湖界約 （ 1861年 ）、 琿春東界約 （ 1886年 ）がむすばれて国境線がほぼ定まった。沿海州は清朝時代には「外満州」（Outer Manchuria）と呼ばれる中国領だった。 しかしアヘン戦争で清朝が弱体化、帝政ロシアは1858年のアイグン（璦琿）条約と、1860年の北京条約でアムール川左岸を獲得、ウスリー川以東の外満洲を両国の共同管理地として「割譲」した。 中国側は帝政ロシアに奪われた国土の総面積を外満州にモンゴルと 西域を合わせ約500万平方キロメートルと、 |qfz| lkt| qnb| xwq| ccy| jyv| sja| dpw| iqq| kqe| jye| pti| xlv| dan| srw| xic| egz| rbz| whs| xfs| vbp| yhz| xbb| knp| wwo| xiy| bwy| hwg| nyw| jdh| cwe| fan| mfy| enh| nrj| rpb| mjq| jxk| yob| kby| cwo| zkx| pab| nks| aem| jef| xrz| lth| qax| fja|