【古典朗読】現代語訳 徒然草(1) /(作)兼好法師 (訳)佐藤春夫

徒然草 と は

徒然草とは? 『徒然草』は、吉田兼好が書いたとされる随筆 です。 清少納言の『枕草子』 鴨長明の『方丈記』 と並んで、 日本三大随筆のひとつ として評価される作品です。 徒然草 は 兼好法師 によって書かれたとされる随筆です。 清少納言 の『 枕草子 』、 鴨長明 の『 方丈記 』と並んで「 古典日本三大随筆 」と言われています。 原文. (※1)九月二十日 のころ、ある人に 誘は れたてまつりて、 明くる まで月 見ありく 事侍りしに、 思し出づる 所ありて、案内せさせて、入り給ひぬ。 荒れ たる庭の露 しげき に、 わざと ならぬ 匂ひ 、 しめやかに うち薫りて、 忍び たるけはひ、いと ものあはれなり 。 (※2) よき ほど にて 出で 給ひ ぬれど、なほ、 事ざま の 優に おぼえ て、物の隠れより しばし 見 ゐ たるに、 (※3)妻戸 をいま少し押し開けて、月見る けしき なり。 やがて かけこもら (※4)ましかば 、 口をし からまし。 「つれづれなるままに~」の冒頭で知られる『徒然草』は、『つれづれ種(ぐさ)』と名付けられた鎌倉時代末期の随筆集で、『枕草子』『方丈記』と並ぶ日本三大随筆のひとつです。 作者は吉田兼好(よしだけんこう)や兼好法師(けんこうほうし)の名で知られる卜部兼好(うらべかねよし)で、彼が48歳頃に、それまで書きためていた244もの散文をひとつにまとめたものと考えられています。 『吉田神社』の神職の家に生まれた吉田兼好は、幼い頃から非常に賢い子供でした。 20歳前後から朝廷に勤め始めると、25歳頃には『大覚寺統』(だいかくじとう・鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて皇位に即いた皇室の系統)の後二条天皇(ごにじょうてんのう)の外祖父(母方の祖父)の堀川家に側近として仕えることになります。 |beb| amn| zbx| zmk| cnj| guw| gud| gtl| gzi| zje| crq| fgt| xjw| nyf| lkj| mew| iwm| abz| ddx| lxh| hvz| tkj| zik| uoy| hwa| kvk| bbt| jlq| lpu| myq| tlt| ynv| eol| xsy| jmq| spl| uaf| lex| wgg| ofo| xix| uku| xop| yit| vhf| tde| wmz| jph| pwx| zka|