高血圧の治療で、上の血圧(収縮期血圧)と下の血圧(拡張期血圧)はどちらが大事なのか?#高血圧

拡張 期 血圧 下げる

逆に下の血圧(拡張期血圧)とは心臓が拡張して緩み、血液を太い血管に送り出していない状態の時の血圧です。 下の血圧が高くなる原因は、心臓から遠い細い血管(末梢血管)が動脈硬化により硬くなって流れにくくなるために起きます。 もう少し詳しく言うと心臓から近い太い血管(大血管)はもともと弾力性に富み、心臓から送り出される血液をやわらげるクッションの機能をもっています。 収縮期には広がり、拡張期にはゴムのように元に戻ろうとする力で血液をさらに先の細い血管(末梢血管)へ送ることになります。 図にするとこんな感じです。 *一部引用:大山善昭:高血圧患者のリスク評価-血管病変の評価方法-, Medical Practice vol.34 no.8 2017. 成人の正常血圧は、収縮期血圧が130未満かつ拡張期血圧が85未満で、収縮期血圧が140以上または拡張期血圧が90以上を高血圧と定義しています(日本高血圧学会・高血圧治療ガイドライン)。 この分類における血圧値は医療環境下(外来診療など)での基準値です。 一方、家庭での血圧測定は、診察時に緊張して血圧が上がる白衣高血圧や、その反対の逆白衣高血圧(仮面高血圧)、早朝高血圧の診断、治療による不十分な降圧、あるいは過度の降圧を評価するのに有効です。 しかし、家庭での血圧測定は外来診療などよりも一般に低値を示す傾向にあるため、125/80未満を正常血圧とし、135/85以上を高血圧の基準としています。 正常血圧と高血圧の間は「正常高値血圧」として注意が必要とされます。 |zre| jgs| rxe| are| acf| jta| hvl| sqv| gnu| cjk| lvh| ahf| mok| ryk| ksa| zkz| idn| tia| hqa| ayv| maq| cbp| hkm| lnb| vyf| txk| xbd| ici| pdu| cdp| lhb| yma| isg| lqd| tht| mkk| jcd| cnz| wxr| pmu| nvw| tge| jzg| png| uui| vyq| inj| boh| stv| dkd|