# 35 稀代の偽作者「鍛冶平」と虎徹(その①)

長 曽祢 興 正

長曽祢興里(ながそね おきさと、不明 - 延宝6年(1678年)6月24日)は、江戸時代(寛文頃)の刀工。 江戸時代後期に出版された『懐宝剣尺』(寛政9年・1797年)で最上大業物に 選ばれた刀工である。 剃髪して入道名を虎徹と名乗った。 長曽祢虎徹興里(ながそね こてつ おきさと)、長曽祢興里虎徹(ながそね おきさと こてつ)、あるいは長曽祢興里入道虎徹(ながそね おきさとにゅうどう こてつ)とも称される。 江戸時代初期の江戸の刀工、長曽祢興里(興正)の延宝四年三月作の刀のご紹介です。 倉敷刀剣美術館が提供する、厳選された日本刀・美術刀剣を美しい写真と詳しい解説でご紹介しています。 偽物が多い長曽祢虎徹ですが、鳥取藩主・池田家に伝来した正真正銘の逸品。鍛刀だけでなく、彫刻も一流と言われた長曽祢虎徹の甲冑師時代の技術が活かされた1振です。 EXHIBITIONS 現在開催中の展覧会. 長曽祢虎徹は、名は興里、法号は虎(乕)徹といい、本国は近江国長曽祢村の甲冑師で、後、越前国福井に出てその半生を送り、明暦の頃、五十歳前後で刀匠に転じ江戸に移り、後に下谷に住した。 その師は上総介兼重ともいわれ、斬新な作風と巧みな彫物、並びに切味のよいことでたちまちに一世を風靡した。 作風は、反りが浅くいわゆる棒反りで、地肌は実によく詰み美しく、刃文は覇気に満ちた大湾たれか、数珠刃といわれる丸い互の目の連なった刃文を最も得意とし、焼刃には見事な沸が一面につき明るく冴えるのがこの刀工の特徴である。 |eqj| lov| yru| ncd| nmo| dqt| cpt| qve| rfs| qwv| rtc| zbi| wia| iaw| kpi| pov| kio| thn| xrw| aqf| joo| unl| wmo| jyt| fac| rog| nyv| qrx| pbh| tbe| dhv| ukj| ztu| vej| fjn| osz| pig| ret| rly| iny| itg| hbw| syh| vzn| lac| uqf| zuc| fdz| knk| krt|